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元気印中小企業


食品メーカーのもう一つの顔は環境アドバイザー [ジーエスフード]

中村雅彦社長

中村雅彦社長

会社名 (株)ジーエスフード
代表者 中村雅彦社長
業種 総合食品の製造販売および環境設備機器の製造販売
所在地 大阪府東大阪市鴻池徳庵町7-49
電話 (食品)06-6744-1551、
(環境機器事業部)06-6744-3486

高機能の靴底洗浄機などが高シェア

ジーエスフードは1933年から外食産業中心に携わる総合食品メーカー。コーヒーやドリンク、コショウなどのスパイス、調味料、わかめなどの乾物、GSブランドとして伸びているチルド食品などの製品を卸業者やスーパー向けに販売する。
食品部門が主力の同社のもう一つの顔は、洗浄機や洗浄ブラシ、エアーシャワーなどの環境機器メーカー。身近なところではゴルフ場でよく見かける靴磨き機「プレジデント」のシェアは100%近いという。
ゴルフ場に限らず企業の環境問題の意識が高まる中、外からゴミやほこりを持ち込まないために同社のオートマットやエアーシャワーなどが業界を問わず各社の工場で利用され始めている。
環境機器部門は07年に躍進の年を迎えそうだ。大手自動車メーカーや同関連グループが、エアーシャワーと靴底洗浄機がセットになった製品に注目、大量採用が見込まれる。これに伴い同部門の07年9月期売上高も現行約1・6倍の10億円突破を目指している。

アイデアマンの中村社長の発想力が源

食品メーカーが異業種の環境機器事業に進出し、成功している秘訣は、モノづくりが好きな中村雅彦社長の発想に頼るところが大きい。昔から発想が豊富だった中村社長は「(発想が)時期早々すぎて製品化に至らなかったタバコの自動販売機やビリヤードの自動点数計算機など多々ある」と振り返る。
そうした中、約15年前に製品化が実現した第一弾が自動手爪洗浄機ハンドネイルウォッシャーだ。仕事で手の爪に油がついた若人が電車のつり革を持っている時、恥ずかしいのかハンカチで隠す姿を見て考案したという。
同製品はエアコンのフィルター清掃時に手が真っ黒になるのを解消したい道路公団やインクで手が汚れる印刷業界向けを皮切りにヒット商品となった。
次に開発した水中靴底洗浄機も靴底が水中に漬かった状態で、ほこりや水しぶきを立てず、ローリングブラシが回転し靴底を洗浄する独自方式を採用。メンテナンス性が高いため苦にせず販売代理店網が増えていった。
同製品群は本来油汚れを除く重工業向けを狙ったものだという。それが食品工場や半導体製造などのクリーンルーム入室前の用途として広がってきた。
同社では環境アドバイザーとしてさらに広範囲の利用を提案していきたいという。例えば「国際空港に設置し鳥インフルエンザなどのウイルス侵入防止策の一つとして役立ちたい」(大向茂環境機器事業部プランニングマネージャー)考えだ。


自動靴底洗浄機能付きエアシャワー「GSW−A20001型」

Onepoint

あせらずじっくり育てた製品開発

中村社長は「食品は良い物をつくっても数カ月もすると同じようなものが市場に出回るという意味では面白みがない。機械類は元来好きで一から創造でき、人に喜んでもらえことに醍醐味(だいごみ)がある」と強調する。
中村社長が製品完成後も担当者に徹底させてきたのは販売力の強化ではなく、より良い製品への追求。本業の食品部門がしっかり支えているためじっくり製品開発に取り組んでこられたのだが、それが今日の市場までに成長してきた大きな要因となっている。


掲載日:2007年2月 7日

大阪府 環境製造業

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