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元気印中小企業


情報セキュリティ分野にシフト [マイクロフォーサム]

向井和徳社長

向井和徳社長

会社名 (株)マイクロフォーサム
代表者 向井和徳社長
業種 ソフトウエア開発・販売
所在地 東京都新宿区大久保2の6の16
電話 03・5272・3341

日本版SOX法に対応

 マイクロフォーサムは情報セキュリティ対策製品を開発、販売している。半導体関連企業で企画開発などに携わった向井和徳社長が起業した。創業当初は録音用カセットテープの複製防止装置など磁気記録関連の製品を取り扱ったが、インターネットの発達で、個人情報や企業内情報の漏えいが社会問題化するなか、徐々に主力をセキュリティ部門にシフトしてきた。
 同社は93年にセキュリティーポリシーで編集や印刷、閲覧など利用可能な機能を制限できる技術を開発。01年から「S−Copシリーズ」として販売を始めた。現在、08年4月からの会計年度に対して適用が始まる日本版SOX法に対応する新製品を市場に続々と投入している。
 文書管理ソフト「S−Copセキュアキャビネット」は、ワードやエクセルなどの重要ファイルを保守する。同ソフトのアイコンにドラッグ&ドロップすると、ファイルは暗号化され、サーバ内のフォルダに仕分けされる。各フォルダごとにセキュリティーポリシーを設定し、利用者ごとに編集・保存・印刷・閲覧回数などの機能を制限できる。
 「S−Copセキュアメール」は、添付ファイル付きの電子メールを本文と添付ファイルに分離して送信できる。大容量の添付ファイルによるメールサーバへの負荷を軽減する。中継サーバで本文メールと添付ファイルを分離。受信者にファイルのタイトルのみ表示したメールを届ける。受信者はメール末尾に表示されたURLから専用サーバにアクセスし、事前に付与されたIDとパスワードを入力して添付ファイルを入手する。「IDとパスワードがないとファイルを閲覧できないので、誤送信してもファイル上の個人情報や機密情報が外部に漏れない」と向井社長は説明する。

中小向けに低価格版を投入

 最近開発したのは、暗号化した文書ファイルを普通文の状態に戻さずに編集できる「S−Cop情報Pack2」。同ソフトで暗号化したファイルはパスワードと鍵生成ツールで作成したソフト暗号キーで保護する。同暗号キーで、編集・印刷などの操作や、閲覧できる回数や日数を利用者ごとに制限可能だ。
 既存の暗号セキュリティシステムで編集する際はファイルを複合化(暗号を解除)して、普通文に戻してから行わなければならなかった。「S−Copシリーズ」の固有技術である編集や印刷を制限する機能をもつ専用ビューアを開発。暗号解除の手間を省き、文書管理のセキュリティレベルを高めた。
 06年8月期の売上高は2億3000万円。「中小企業が利用できるように、低価格で強固なセキュリティ製品を開発したい」(同)と語り、08年には3億円程度まで引き上げる。

S−Copセキュアキャビネット

S−Copセキュアキャビネット

Onepoint

アライアンスで販売強化

 個人情報保護法や日本版SOX法の対策で、企業の情報管理はよりシビアになりつつある。個人情報や企業内情報の漏えいは、企業の存続を揺るがしかねないという認識も広がってきた。重要文書や個人情報へのアクセス管理ができる同社の製品は、そうした企業の悩みを解消する。
 「中小企業でも導入できるよう、価格を100万円以下にする」という向井社長の言葉は、資金的に厳しい中小経営者にとって朗報。今後は、営業の強い企業とのアライアンスなどで販売強化していく方針だ。


掲載日:2006年12月15日

ITセキュリティソフトウエア開発情報通信業東京都

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