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元気印中小企業


精密圧造技術を生かして堅実経営[宏栄精機工業]

岩井重喜社長

岩井重喜社長

会社名 (株)宏栄精機工業
代表者 岩井重喜社長
業種 精密圧造部品製造
所在地 岐阜県加茂郡八百津町野上154216
電話 0574・43・2687

【品質維持と高精度加工にこだわり】

 宏栄精機工業は、特殊ネジなどの精密圧造部品メーカー。50%程度を占める自動車向けをはじめ、幅広い分野に顧客を持つ。受注した製品は継続して安定供給し続けるのが同社の方針で、顧客からの信頼も厚い。また、小回りをきかせて納期厳守で対応するうえ、加工の難しい製品であってもあきらめない体制を整えているのが強みだ。相談を受けた製品の加工が困難でも、独自の提案をするなどして解決を目指すという。
 同社がこだわるのは、安定した品質の維持と高精度加工。顧客の要望に合わせてつくる特注品が同社の製品の80%程度を占めており、受注を継続するには、品質と精度維持が最も重要な要素となるからだ。他社も製造可能な標準品も扱うが、「スタンダードな製品では将来、不毛な価格競争に巻き込まれかねない。圧造技術を駆使して難しい製品に挑戦することで、生き残りを目指す」(岩井重喜社長)という。
 とはいえ、特注品ほど細心の注意と高い技術力が求められる。そうした中、万が一クレームが発生した時は「むしろチャンスととらえて、最優先で敏速に対応する」(同)のが同社の方針だ。「クレーム処理をすることで、当社に対して要望をいただける。この要望に対応できるようになれば、当社の技術力はさらに高まり、信頼も得られる」(同)からだ。

【社員の向上心の維持に努める】

 1978年の創業以来、同社は課題の多い注文にも対応できる柔軟な体制を維持するため、社員の向上心の維持に努めてきたという。「お客さまからは、ぎりぎりの短納期で難しい加工を依頼されることもある。そういう時、連日徹夜してでも対応してみせるという意識を社員が持つ必要がある」(同)ためだ。
 この愚直なまでのモノづくりにかける姿勢が次の仕事の受注へとつながり、顧客との信頼関係を築いてきた。「お客さまの要望に応えることが最大の営業活動。堅実に仕事をすることで、次の仕事をもらえる」(同)のだという。
 売り上げは2006年3月期で約25億円を見込み、今後も売り上げを着実に増やす考え。「今まで通りお客さまが求めることに誠実に対応し、高品質で高精度の製品をつくっていけば、自然と目標数字は達成できる」(同)と、自然体で臨む。
 同社の製品は市場に出た時には、見えない所で重要な機能を果たす。何の問題も起こさず、正確に動くためには、なくてはならないものばかりだ。製品と同じく、同社も地味だが必要とされる仕事を続けてきた。今後もこの堅実な姿勢を維持し、一歩一歩着実に事業を拡大する構えだ。

特殊ネジなどの精密圧造部品

特殊ネジなどの精密圧造部品

Onepoint

【供給責任を果たす】

 「売り上げ目標は、お客さまの求める仕事をこなしていけば自然と達成できる」という岩井社長の言葉は印象的だ。あくまで堅実な事業展開にこだわり、お客さまへの供給責任を果たすという信念で安定成長を維持してきた同社らしい。今後も顧客と一緒になって築き上げてきた信頼と技術力に磨きをかけながら、成長を続けるだろう。


掲載日:2006年5月10日

加工岐阜県自動車部品製造業

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