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元気印中小企業


創業以来32年間連続増収[流通サービス]

川添藤夫社長

川添藤夫社長

会社名 (株)流通サービス
代表者 川添藤夫社長
業種 流通業
所在地 埼玉県草加市遊馬町769−1
電話 048・922・7221

【23営業所、52物流センターを展開】

 流通サービスは、日本生活協同組合連合会の委託物流業者として1974年に創業した。現在は生協の個人宅配業務を中心に約120社の物流業務を請け負い、化粧品通販会社の仕分け発送業務、野菜など生鮮食品・加工食品・アパレルなどの店舗物流と流通加工を行っている。特に小口配送を得意とし、創業以来32年間、増収を続けている。本社のある埼玉県草加市と2003年に完成した騎西物流センター(埼玉県騎西町)を中心に、北は岩手、南は熊本まで23の営業所と52の物流センターを展開している。
 同社の一番の強みは「『少量他品種・多頻度・小口配送』や『24時間365日の作業体制の確立』など大手が参入したがらない分野に積極的に取り組んできたこと」(川添藤夫社長)だ。
 まず小口配送に対応するため、1987年に生協本体が使っていたDPS(デジタルピッキングシステム)を生協の物流業者の中で初めて導入。コストを削減したうえ、仕分けの間違いをなくした。
 また輸送時間を短くするため、約10年前に夕方から夜間にかけての仕分け作業を始めた。これにより「生鮮食品が翌日届く」と、荷主と消費者の双方から評判を得た。これが、営業所とセンターを全国に拡大するきっかけとなった。

【生協の個人配達に強み】

 1990年代後半から生協の個人配達事業の拡大を受け、個配事業にも参入した。一時は物流大手企業も生協の個人配達に参入し「このままではシェアを奪われてしまう」(同)と冷や汗をかいたこともあった。だが、生協の個配業務は組合員1軒ごとの注文書配布・回収、組合員の拡大など配送以外の業務も多いことから大手は撤退。同社は小型の2トントラックでの輸送を中心に業績を伸ばした。現在は生協の物流事業が売上高の約75%を占める。
 また同社はトラックでの配送のほかに、倉庫や保冷室での保管、野菜など生鮮食品のリパックや個別配送製品の仕分けなどの業務を請け負う。同社の従業員は約4100人。主婦や学生らを中心としたパート・アルバイトの従業員を含むさまざまな雇用形態を生かし、円滑に作業を進めている。中国人留学生の多い地域では、管理者に中国人を登用するなど、地域特性に合わせた人材育成も進めている。
 輸送用トラックの保有台数は約1250台。このうち約230台は冷凍トラックだ。冷凍トラックをはじめとする特殊車両の配送を武器に、食品やレストランなどの店舗物流で差別化を図っている。地域の気候風土に合わせた車両も用意している。全体では液化石油ガス(LPG)車が7割を占めるが、雪国では四輪駆動車やディーゼル車を中心に配置している。ハイブリッド車両も11台導入しており、環境に配慮した車両の導入を進めている。

物流センターでの検品風景

物流センターでの検品風景

Onepoint

【死亡事故ゼロが誇り】

 流通サービスの隠れた強みは、徹底した社員教育と研修により、事故が少ないこと。川添社長は「2006年4月から車両保険の優良割引率が85%になる」と胸を張る。1000台規模の物流会社で創業以来、死亡事故を起こさないことは難しく、同時に社員の誇りにもなっている。
 また荷物の品質管理、荷主や配送先の個人情報の管理も強化している。14の営業所・物流センターに加え、2006年夏までに新たに3拠点での品質保証・管理の国際規格「ISO9001」の取得を予定している。2006年11月にはP(プライバシー)マークの取得を目指す。


掲載日:2006年5月31日

埼玉県環境運輸業

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