本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 経営をよくする > 元気印中小企業

元気印中小企業


あらゆる素材のテーブルウエアを提供[マイン]

鈴木芳弥社長

鈴木芳弥社長

会社名 (株)マイン
代表者 鈴木芳弥社長
業種 食卓関連雑貨類製造
所在地 愛知県刈谷市八幡町1−10
電話 0566・23・4811

【中国の生産能力を増強】

 マインは業務用テーブルウエアのメーカー。主に飲食店や旅館、ホテル向けに製造・販売している。通常、これらの小物は陶器や金属、紙などの素材ごとに分野が確立しているが、同社はさまざまな素材の商品を製造できるのが最大の強み。自社で生産工場を持っているため、ユーザーの希望に沿った特注品に素早く対応できるのも大きな特徴だ。
 同社の商品力の礎となっているのが、中国の生産子会社。かつては国内の複数のメーカーに生産委託していたが、1997年に福建省に全額出資子会社の厦門翠緑餐具有限公司を設立して、自社生産を始めた。
 現在はすべての商品を自社工場で生産。「アルミの鋳造から木工製品、紙製品の加工などさまざまなことを一つの工場で手がけている」(鈴木芳弥社長)という。2005年8月には新工場を建設し、生産能力をこれまでの3倍に引き上げた。
 中国に進出する企業は多い。しかし、納期や品質、さらに現地の労務管理や政府との付き合い方など悩みは尽きない。同社は、社長と専務が現地に足しげく通うことで、この悩みを克服した。特に鈴木社長は、今でも1カ月の半分は現地に滞在している。「長く滞在すれば、現地の生活習慣や人柄が分かる。こうしたことを分かった上で、根気よく社員教育をしていくしか成功の道はない」(同)という。
 もう一つの成功の秘訣(ひけつ)は気長さ。「たとえ停電になっても三日待てば電気が来るだろうという気持ちが必要」(同)としている。今では日本式経営が現地の工場で浸透し始め、現地から日報が日本に届くようになったほど。それでも「あいさつができないなど足りないところは多い。これからも教育していきたい」(同)という。

【大手外食チェーンへの営業強化】

 生産体制が整ったことから、今後は大手外食チェーンの本部が多い関東地区での営業に力を入れる。すでに関東地区に営業拠点があるため、今後は関東駐在の営業マンを増やし、顧客への企画提案営業や販売代理店の営業支援などを充実させていく。さらに販売代理店の一部とは業務提携などで関係を深め、代理店1社あたりの取扱量増を目指す。
 一方、中国の現地法人ではテーブルウエア以外の製品の生産や、受託生産を拡大する。すでに塗料を調合する時に使用するフィルターの生産や、小型家具の組み立てなどを受注している。これをさらに増やし、現地工場の経営基盤確立を目指す。鈴木社長は「2010年6月期には売上高20億円(2005年6月期は13億円)を狙う」と意気込む。

様々な業務用テーブルウェアを提供

様々な業務用テーブルウェアを提供

Onepoint

【「トータルで扱う」のが強み】

 同社のカタログを見ると、商品の多さに圧倒される。一つひとつの商品が際立って優れているというわけではなさそうだが「トータルで扱う」ところに意味がある。業界はニッチではあるが、それだけに中小企業の小回りの良さが生かせるともいえる。
 外注から中国の自社工場へと生産を切り替えたことで、フレキシブルな対応も可能になった。大手チェーンとの契約ができれば、さらに成長できるだろう。


掲載日:2006年4月12日

愛知県海外展開製造業

最近の記事


このページの先頭へ