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元気印中小企業


システム開発の自動化ソフトを開発 [ジャスミンソフト]

贄良則社長

贄良則社長

会社名 (株)ジャスミンソフト
代表者 贄良則社長
業種 ソフト開発
所在地 沖縄県うるま市州崎5−1、トロピカルテクノセンター内
電話 098・921・1588

【ウェブアプリを完全自動生成】

 ジャスミンソフトは、沖縄県の第三セクターであるトロピカルテクノセンターの情報開発部の4人が2001年に設立したソフトハウス。これまで人手に頼っていたシステム開発の単純工程を徹底的に洗い出して自動化するソフトを実現し、各方面から高い評価を得ている。システム開発は中国やインド勢が台頭し、国内空洞化が起こり始めている。同社の自動生成ソフトは空洞化に歯止めをかけ、国内のシステム開発業界を高度化する有力なツールになろうとしている。
 中でも、とくに注目されているのが、Javaベースの本格的なウェブアプリケーションソフトを完全自動生成するサービス「JasmineSoftHarvest」。エクセルシートにデータ項目を指定するだけで、多くの業務で基本となる検索、一覧・詳細表示、新規登録、更新、削除、CSV(異なるソフトウエア間で共通に扱えるファイル形式)ダウンロードの各機能を備えたウェブアプリを自動生成する。
 年間ライセンス方式と買い取り方式で提供し、利用は年間10万円からの価格体系。100画面でも200画面でも同じ品質のウェブアプリを生成するので、プロジェクトが拡大するほどコストパフォーマンスが高まる。これにより、システム開発の納期と費用を大幅に削減できる。

【オラクルと連携】

 2005年8月には日本オラクルと、データベース管理のカギとなる顧客情報の統合機能強化で連携した。ジャスミンソフトは、入力表示の差異に基づく住所データの重複などを自動的に正す変換ソフト「住所正規化コンバータ」を開発済み。これにオラクルのデータ統合ソフト「カスタマーデータハブ」をXML(拡張可能なマーク付き言語)標準インターフェースで連携した。価格は1CPU(中央演算処理装置)当たり8万円から、保守料を年8万円と安価に設定した。
 こうしたパッケージ型のソフトが出そろうのに伴い、従業員は16人に増えた。沖縄では開発型のIT関連企業が未成熟であることから、このうち半数は大学院修了の優秀な人材を集めた。一方、業績は2005年9月期の売上高が8400万円と、これからが飛躍期。
 贄良則社長は「この1、2年が勝負。システム構築自動化ならジャスミンソフトというブランドを定着させたい」と話す。そのために「ソフトの心臓まわりを含めて徹底的に公開し、何をするソフトかを見てもらって信頼を得たい。まねされる前に、大きく先行したい」と攻めに徹する。
 今後の売り上げ予想は2006年9月期が1億5000万円、2007年9月期が5億−10億円。2005年9月期で3割にとどまっていたパッケージソフトを7−8割に拡大し、沖縄の地場IT企業として初の株式上場を目指す。

活気にあふれるジャスミンソフト本社

活気にあふれるジャスミンソフト本社

Onepoint

【知名度が高まれば上昇気流へ】

 ジャスミンソフト設立のきっかけとなったのは、1998年に沖縄県が打ち出したマルチメディアアイランド構想。これを機に、コールセンター誘致が加速した。しかし、贄良則社長は「価格の安さで仕事を取っていたのでは先がない。高度化で勝負したい」と考えた。贄社長は毎月、半分以上が東京暮らしで、売り込みに懸命。東京大学空間情報科学研究センターからの受託開発をパッケージソフト開発に生かすなど、次の開発にも余念がない。知名度が高まれば、上昇気流に乗りそうだ。


掲載日:2006年1月11日

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