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元気印中小企業


太陽光からバイオマスまで [大分新電力協同組合]

下川新一理事長

下川新一理事長

会社名 大分新電力協同組合
代表者 下川新一理事長
業種 エネルギー
所在地 大分市花高松2−10−6
電話 097・552・2533

【九州全域に営業拡大】

 大分新電力協同組合は、省エネルギーに関する提案から機器の設置まで一貫したサービスを提供する。主力の太陽光発電システムは設置件数が増加しており、近く営業地域を九州全域に拡大する方針。さらに焼酎カスを使ったバイオマス発電では実用化に向けた方策を検討中だ。
 1996年に電気工事や建築設計など異業種が集まって協同組合を創設した。当初は企業向けにコジェネレーションシステムの導入を推進、大手に比べコストの低さを武器に大分県内のホテルや病院などに設置した。その後は太陽光発電や風力発電など提供できるサービスを広げ、現在は一般家庭向け太陽光発電が主力となっている。
 同組合はこれまでに大分県内で約850カ所に太陽光発電システムを設置し「県内同業者ではトップの設置数」(下川新一理事長)を誇る。太陽光発電は発電量が電気使用量を上回る時間帯は電力会社に売電し、発電量が電気使用量を下回る時は電力会社から電気の供給を受ける仕組みとなっている。
 家族4人の一般家庭向けの太陽電池容量3キロワットタイプで設置費用は約200万円。一時に比べ低くなったとはいえ、まだ高価であり、同組合は太陽光発電システムの導入効果を上げるためにキッチンや給湯などを電気で行う「オール電化」を同時に勧めている。電気代に加え、オール電化によってガス代、灯油代も削減し「設置費用は10年間で元を取ることができる」(同)としている。

【焼酎カスのバイオマス発電施設建設へ】

 太陽光発電システムは発電時に二酸化炭素を一切排出しないクリーンエネルギーとして期待されている。だが現時点では「普及率は1%にも満たない」(同)。同組合ではこれから本格的な普及時期に入ると見ており、今後、営業体制を強化する。大分県内に12カ所ある営業拠点をさらに数カ所増やし、12月までに人員も18人から30人に拡充する。「大分県内どこでも30分以内で到着できる」(同)体制の構築を計画する。
 さらに事業領域を大分県内から九州一円に拡大する。まず10月に宮崎県に営業所を開設し、07年には福岡県と熊本県にも進出する計画だ。
 太陽光以外では焼酎カスを使ったバイオマス発電施設の実現を目指している。03年に九州経済産業局から補助金を得て事業化可能性調査を行い、採算がとれるとの結果が出た。今後は建設予定地の大分県宇佐市など関係行政機関との協議を進めていく方針だ。さらに風力発電施設の建設や燃料電池システム販売といった構想もある。
 太陽光発電をメーンに複数の環境配慮型発電システムを取りそろえ、循環型経済社会の構築に貢献していく構えだ。

太陽光発電は今後の本格普及が期待される

太陽光発電は今後の本格普及が期待される

ワンポイント

【循環型経済社会の構築に貢献】

 太陽光発電を主軸にバイオマス発電や風力発電なども展開し、2015年度に売上高100億円の青写真を描く下川理事長。エナコロジーパーク建設促進協議会を創設するなど環境関連の活動も積極的に繰り広げる。この協議会のキャッチフレーズは「美しい地球を子どもたちに」。協同組合活動の充実を図り、循環型経済社会形成という大きな目標の実現を目指している。


掲載日:2006年1月11日

卸売・小売業大分県環境

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