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元気印中小企業


制御装置から画像検査装置へ展開 [八光オートメーション]

小野和雄社長

小野和雄社長

会社名 八光オートメーション(株)
代表者 小野和雄社長
業種 電気機器製造
所在地 福岡県粕屋郡粕屋町仲原2753−5
電話 092・611・5751

【スピードと微細化を追求】

 八光オートメーションは、自動制御装置の設計製作や回路基板などのエレクトロニクス製品開発など、FA(ファクトリーオートメーション)に関する企画から製作・管理まで一貫したシステムを手がけている。特に売上高の80%を占める制御システム関連には絶対の自信を持っている。
 同社の制御システムは、(1)ビル・工場などシーケンサー空調制御(2)搬送システム(3)食品プラント制御−の3種類に大別できる。これに加えて最近では、半導体部品上の数マイクロメートルのゴミを検出する画像検査装置の開発にも力を入れている。
 この画像検査装置はCCD(電荷結合素子)カメラと顕微鏡を組み合わせて使用する。これまでも段ボール箱のにじんだ文字を検出するシステムなどは開発してきたが「次第に顧客が細かく、迅速な対応を要求してきている」(小野和雄社長)。これに応えるために独自の画像処理ソフトなどを使ってマイクロメートル単位のゴミ検出まで行えるようにした。小野社長は「技術、品質、コストをうまくかみ合わせて付加価値をつくり出さないと、中小企業は生き残れない」と、今後もスピードと微細化を追求していく考えだ。

【慢心せず感謝の気持ちで】

 同社の経営理念は「創意工夫する心、実意の込めた技術で社会に貢献すると同時に、全従業員の物心両面の幸福を追求する」。同社は小野社長の父で現会長の小野幸雄氏が1968年、福岡市南区で産業用自動制御装置の設計・製作を目的に創業したのが始まり。1973年には粕屋町に移転。八幡製鉄所(現新日鉄)や山武、三菱重工業長崎造船所、西部電機などの大手企業向けに制御装置を供給し、業容を拡大してきた。2004年には小野和雄社長が2代目社長に就任し、多角化に取り組んでいる。
 小野社長は同社の社是を(1)顧客第一(2)実意丁寧(3)工夫・学習・実行・反省(4)公明正大−と説明する。「先代がレールを敷いてくれた。2代目の私はいかに会社を引っ張っていくか。慢心せず、経営をさせて頂く感謝の気持ちを持って社業に当たりたい」という。
 小野社長は京セラ創業者の稲盛和夫氏が主宰する若手経営者のための経営塾「盛和塾」に参加して経営の原点を学んでいる。同塾は全国に約3700人、福岡県には約150人の塾生がおり、小野社長はここで「経営のフィロソフィーを学んでいる」。同塾では経営の原点12カ条として(1)事業の目的、意義を明確にする(2)強烈な願望を心に抱く(3)常に創造的な仕事を行う−などを掲げている。小野社長はこの教えを守って経営を行っている。「社長は心をベースとした経営を行うことだ」(小野社長)と話し、率先して、常に明るく前向きに経営を行っている。

女性社員も多くいる設計現場

女性社員も多くいる設計現場

ワンポイント

【多角化の道を模索】

 制御機器からエレクトロニクスメーカーへ。小野和雄社長が就任して以降、八光オートメーションは多角化の道を模索している。技術はある。あとはいかに商品化して大手メーカーに食い込むかだという。小野社長は「経営者は会社を、そして自分をどうしたいのか明確に目標を定めなければ駄目だ」という。2代目社長の挑戦が続いている。


掲載日:2006年1月11日

半導体福岡県製造業

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