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元気印中小企業


パソコン周辺機器で急成長 [ハギワラシスコム]

河瀬翔之社長

河瀬翔之社長

会社名 (株)ハギワラシスコム
代表者 河瀬翔之社長
業種 パソコン周辺機器の製造販売
所在地 名古屋市中区錦2−4−3 錦パークビル8階
電話 052・223・1301

【生え抜きのエンジニアを育成】

 ハギワラシスコムは半導体メモリーの応用製品の製造販売が主力事業。年間売上高300億円のうち、同製品が90%を占め、半導体メモリーのほか、パソコンに接続してケーブルを使わずに無線でデータを送受信できる通信機器や遠隔操作型監視カメラなどを扱う。パソコン周辺機器と、周辺機器を利用した各種システムで急成長する企業だ。
 主力のメモリー製品は一般消費者向けと法人向けを用意している。一般消費者向けにはメモリーカードやUSBメモリー、メモリーモジュールなどをラインアップ。携帯電話やデジタルカメラ用のメモリーカード、さらにはパソコン用の増設メモリーなどで需要を獲得している。
 法人向けはフラッシュメモリーが中心。ファクトリーオートメーション(FA)機器や鉄道会社の発券機、コンビニエンスストアのレジなどで、外部記憶装置として使われている。フラッシュメモリーは、同じく外部記憶装置として用いられるハードディスク(HD)に比べて耐振性に優れるなど、過酷な環境にも強いとされる。このため個人のパソコン用としての需要だけでなく、産業機器でも「ハードディスクからの置き換え需要が増えている」(河瀬翔之社長)という。
 多様な製品を開発するために同社が最も力を入れているのが、エンジニアの育成。毎年7人程度を新卒で採用し、「2−3年かけて基礎技術をしっかりと教え込む」(同)。生え抜きの技術陣を充実することが、新商品がシェアを左右しやすい半導体メモリー業界にあって、アイデア商品を相次いで成功させる基盤になっている。

【新型インターネット電話を販売】

 新商品の中でも特に成長が著しいのがCD−ROMとフラッシュメモリーの機能を併せ持つUSBメモリー「UD−RW」。パソコンに差し込むだけで内蔵されたソフトやファイルを自動起動し、データの書き込み、削除も一般のUSBメモリーと同様にできる。プレゼンテーションを迅速に行いたいビジネスマンなどから支持されつつあり、法人向けを中心に販売を強化している。
 2005年12月、同社はこのUD−RWに搭載している自動起動技術とインターネット電話を組み合わせた新型インターネット電話「スカイプハンドセット=写真」の販売を始めた。パソコンにインターネット専用電話を接続するだけでスカイプのソフトウエアが起動し、通話が可能となる。初期設定する必要がないため、初心者でも簡単に使える。また、ヘビーユーザーにとっても、外出先などでパソコンに接続するだけで使えるため便利だ。さらに、約40メガバイトのデータ領域を持ち、通常のフラッシュメモリーとしての機能も十分果たす。
 同社は今後もパソコン周辺機器を核に事業領域を拡大していく。同社の地元の名古屋地区は製造業が好調な地域。地域での知名度を生かしつつ、一般量販店だけでなく、製造業などの法人向けの営業を強化したいところ。海外メーカーなども参入し、競争が最も激しい業界だが、商品と技術力でトップブランドを目指す。

接続するだけで、すぐ通話できるインターネット電話

接続するだけで、すぐ通話できるインターネット電話

ワンポイント

【「非安定的発想」を重視】

 変化が激しいコンピューター関連の分野において、独自の存在感を示している。常に変化を求める河瀬社長は「非安定的発想」を重視し、同発想の社員への浸透を図っている。その成果がUD−RWなどに代表される新機能を付加した商品。価格競争を強いられやすいパソコン周辺機器だが、差別化を図ることで価格の下落を避け、収益を増やしている。


掲載日:2006年1月11日

半導体愛知県製造業

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