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元気印中小企業


マッサージ機器でトップ級 [大東電機工業]

清水伸一社長

清水伸一社長

会社名 大東電機工業(株)
代表者 清水伸一社長
業種 製造業
所在地 大阪府東大阪市新家東町2−38
電話 06・6783・8630

【モーター技術を核に中国で生産】

 大東電機工業は1933年に電気バリカンメーカーとして創業。同機器のモーター技術を応用し、1957年にマッサージ器の製造・販売を手がけてから業績が急速に拡大した大阪府東大阪市の優良企業だ。
 マッサージ器の国内シェアは自社ブランドとOEM(相手先ブランド)供給を合わせて約20%。OEM供給先にはフランスベッド(東京都新宿区)やツカモトエイム(同中央区)などがあり、小型マッサージ器ではトップシェアを誇る。「ゴルフ場や健康ランドの休憩室などでも当社の製品をよく見かけるはず」(木村利男副社長)と、さまざまな場所で使われている。
 1994年には海外生産を開始。現在は中国に3工場、タイに1工場を持つ。北京でマッサージ器などに使われるモーター部品、蘇州でマッサージ器本体、上海では電気バリカンの生産をそれぞれ受け持つ。マッサージ器は、中国の自社工場ですべて一貫生産することによって低価格化を実現している。技術開発部隊の大半は、中国の生産拠点の中核である蘇州に移し、新製品開発に向けたマーケティングなどの情報を世界各地から蘇州に集めている。
 海外ではシンガポールと米国の代理店を通じ、シンガポールや台湾、欧米で販売している。とくに欧米市場は日本の1・5倍の販売実績がある。米国の年間マッサージ器販売約40万台のうち、同社の製品が約80パーセントを占めているという。木村副社長は「安くて良い製品をつくれば、先方から売らせてほしいといってくる」と強調する。

【フィットネス機器が急成長】

 電気バリカン事業は理髪店や美容店向け用品の卸会社への販売網が確立されており、安定した販売が見込まれる半面、大きな伸びは期待できない。ただ、最近はトリマーらのペット向け電気バリカン需要に目を向け、モーター音量が小さいうえ、パワーや切れ味の良い新製品の販売が好調だ。
 また同社が電気バリカン、マッサージ器に続く第3の柱に成長させようとしているのがフィットネス機器。こちらもバリカンやマッサージ器同様に自社のモーター技術を応用した製品を投入している。
 2005年3月にフィットネス機器の第1号として発売した「ロデオボーイ」は月間2万台ペースで販売。乗馬をモデルに楽しくバランス運動ができることや、2万円台の低価格のため高齢者を中心に人気を集めている。同製品はインターネットと量販店2社に限定して販売することで価格競争を防ぎ、利益率を高めている。フィットネス事業の成長で、同社の2006年5月期売上高は前年度比約22億円増の約100億円を見込んでいる

低価格化を実現した「スライヴ」マッサージチェア

低価格化を実現した「スライヴ」マッサージチェア

Onepoint

【マーケティングが重要に】

 大東電機工業は、多くの中小企業が悩みを抱える生産コスト削減と自社製品の販路拡大を解決できたのが強み。主力のマッサージ器が好調なうちに、次の柱となるフィットネス機器事業を立ち上げた。第1号器は健康ブームに乗ったが、今後、相次ぎ投入予定の新製品のマーケティングがますます重要になる。


掲載日:2005年11月30日

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