本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 経営をよくする > 元気印中小企業

元気印中小企業


「ばかうけ」で知られる米菓中堅 [栗山米菓]

栗山敏昭社長

栗山敏昭社長

会社名 (株)栗山米菓
代表者 栗山敏昭社長
業種 食品製造業
所在地 新潟市新崎2661
電話 025・259・2801

【分社経営とIT戦略を主軸に】

 米菓業界大手の亀田製菓、ブルボン、越後製菓、岩塚製菓などはいずれも新潟県に本拠を構えている。社員508人の栗山米菓も新潟県に本社を置く。年商は約90億円。12の子会社を抱える。
 栗山米菓の3代目社長である栗山敏昭氏は「この業界は卸、小売りの流通経路がしっかり固まっている。トップの亀田製菓さんなら新製品を発売すれば末端の小売店に並ぶが、わが社のような二番手は2、3割程度しか末端にまで届かない」と嘆く。
 そこで考え出したのが、末端の顧客に直接、製品が届き、テレビ宣伝のような高い費用もいらないマーケティング法である。
 それがインターネット上のホームページを利用した販売だ。子会社に「新潟美人」という情報関連企業を持つことから、比較的早い時期にインターネット販売を始めた。
 現在、同社のホームページへのアクセス数は月5万件にも及ぶ。メール会員6万人を抱え、毎週400−500人からメールが届く。専門の社員とパートタイマーがすべてのメールに返事を書き、送信している。
 栗山社長は「テレビだと、わが社の商品を買わない人にもお金をかけることになるが、メールへの返事はわが社のお客さまに限定されるので、費用対効果が高い」という。

【100円ショップにも積極展開】

 米菓を販売している小売店は、かつてスーパーマーケットがメーンだった。その後、コンビニエンスストアが加わり、そして今100円ショップが台頭してきた。栗山米菓でも3年前から100円ショップを新規開拓し、早くも年商の10−20%が100円ショップでの販売となった。
 栗山社長は「100円ショップというと安かろう、悪かろうのイメージがあり、社内でも反対があった。でも、全国で一日に1店が開店しているのだから、座して見ている手はない」と語る。
 米菓を手にした顧客が思わず「100円でこんないいものが」とびっくりするような商品を出せるかどうかが成否の決め手になる。これには自信がありそうだ。
 業界の2番手、3番手がトップ企業と同じことをやっていては、勝負にならない。そんな背景からホームページ活用のIT戦略と、100円ショップ活用策が出てきた。
 商品の開発についても、顧客の話題になるような商品づくりを目指している。お母さん向けに発売した「アンパンマン」をはじめ、大ヒットとなった「ばかうけ」、さらには「星たべよ」と、次々にキャラクター商品を投入している。
 「栗山米菓は、新潟県では知名度が高いが、東京では社名よりばかうけの方が知られている」と栗山社長は笑う。

栗山米菓のヒット商品 ばかうけ

栗山米菓のヒット商品ばかうけ

Onepoint

【倫理経営で心ひとつに】

 全国に散らばっている約500人の社員の心を一つにするには、しっかりした経営理念が欠かせない。栗山米菓の実質的な創業者である栗山清会長は、05年8月まで新潟県倫理法人会の会長を務め、倫理経営を実践してきた。3代目の栗山敏昭社長はこれをもとに「会社にかかわるすべての人々が物心ともども健康に恵まれ、会社も個人もともに社会のためになり喜びをわかちあえる存在でありたい」とする企業理念をつくった。


掲載日:2005年11月16日

最近の記事


このページの先頭へ