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元気印中小企業


精密濾過機で首位独走 [日本フイルター]

橋本ひろみ社長

橋本ひろみ社長

会社名 日本フイルター(株)
代表者 橋本ひろみ社長
業種 製造業
所在地 横浜市戸塚区上矢部町2107−3
電話 045・811・1531

【超堅実経営】

 日本フイルターは、精密濾過機と水処理機器・排水処理プラントを業務の2本柱としている。
 橋本康彦会長は55年にメッキ用精密濾過機器の専門メーカーとして同社を創業した。わずか一代で、国内シェア70%を占めるトップメーカーに同社を育て上げ、業界内で確固たる地位を築き上げてきた。04年12月には経営を橋本ひろみ社長が引き継いだ。「05年11月の創業50周年の節目に向けて、若い世代が会社を盛り上げる」(橋本ひろみ社長)と力が入っている。
 コスト管理が徹底している。04年9月期は売上高29億8800万円に対し、経常利益6億5100万円を計上、高収益体質を維持している。無借金経営を貫き、自己資本比率が84%に達するほどの堅実な経営ぶりだ。
 「水を守り、環境を守る。社会に認知される企業を目指す」(橋本康彦会長)という同社。好調な業績を支えるのは、他社に先駆けた製品の開発、販売だ。

【高い技術力で業界をリード】

 精密濾過機では30年前に業界で最初に強化プラスチック製カートリッジフィルターを開発した。この技術に改良を重ねて生まれたのが「EAGLE」シリーズだ。強化ポリプロピレンやポリスルホンを用いてオールプラスチック製の濾過機を実現した。耐薬品性、耐熱性に優れ、サビや腐食の不安を一掃できるという。
 また、シリンダーのパッキン部やネジ接続部などを独自の成形処理により一体化し、液漏れを追放した。原料から射出成形により部品を製造し、製品の出荷までを自社で一貫生産する。その過程で品質の改良や作業の効率化、コストダウンにこだわり、ユーザーのニーズに応える姿勢を貫く。
 水処理機器・排水処理プラントでは、他社に先行してイオン交換水循環装置を導入した。上下水道料金の大幅な削減が可能となる。
 97年にはチューブラー(管状)型ポリプロピレン製精密濾過膜「FIL−SEP」を開発した。これを搭載した水処理ユニット「マイクロフロー」では連続して分離や濃縮、濾過ができる。大きな貯水槽が不要となるため、省スペース化が可能だ。固液混合の懸濁水の分離に威力を発揮する。
 前処理の薬品を必要とせずに、不純物を含まない濃縮水を得ることができる。薬品の管理作業がいらなくなり、環境負荷を低減する。環境管理・監査の国際規格であるISO14000シリーズにも対応できる。
 橋本社長は「省スペース化、低価格化、低ランニングコスト化を一段と進め、他社との差別化を図っていく」という。決して手を緩めることなく、さらに挑戦を続ける方針だ。

「EAGLE」シリーズ

「EAGLE」シリーズ

Onepoint

【あらゆる産業の製造現場を支える】

 同社の技術は、半導体や電子部品、プリント基板などの生産に必要な純水を製造し、循環再利用して、排水を無害化するのに役立つ。また、あらゆる産業の生産工程での水・薬品の精密濾過が可能だ。環境に対する取り組みは、企業にとって必須事項となっている。環境保全を念頭に置いた技術を持つ同社の存在感は、今後も高まっていきそうだ。


掲載日:2005年5月25日

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