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元気印中小企業


早大との連携でインターネット教材を配信[ケアブレインズ]

松下博宣社長

松下博宣社長

会社名 ケアブレインズ
代表者 松下博宣社長
住所 千葉市美浜区中瀬2の6、WBGマリブイースト15階
電話 043・297・3175

【MBAプログラムで売り上げ倍増】

 会社に属してさえいればいいという時代は終わり、社員1人ひとりが、いかに高い付加価値を持つがが問われ始めた。一つの手段として、いまビジネスマンの間で経営学修士(MBA)の取得が脚光を浴びつつある。とはいえ、時間に追われるビジネスマンにとってそれは至難の業。その問題を解決する事業を展開し、注目を集めているのがケアブレインズだ。
 決まった時間が取りにくいビジネスマンにMBAを学んでもらうために同社が出した結論は、インターネットを通じて学習する「eラーニング」方式の活用。eラーニングは、インターネットの双方向性を利用した学習方式であり、ネットに接続したパソコンさえあれば、24時間いつでも好きなときに受講できる。移動時間も不要で、低コストかつ効率的に学べるため、日本でも普及し始めている。
 MBAのeラーニング化にあたり、同社は早稲田大学ビジネススクール経営専門職大学院と業務提携を結んだ。同スクールの各専門分野に所属する教授陣の監修のもと、戦略系、組織・人材開発系、マーケティング系、財務・会計系の4シリーズ全31コースを構築。それを同社が持つ独自のeラーニング教材づくりのノウハウに基づき、「eMBA」プログラムに仕立てた。

【技術経営(MOT)へ展開、受講500社目指す】

 02年に配信を始めたeMBAは、実務管理者に必要な基礎知識を、戦略や組織などの各分野ごとに体系的に構築している。受講者はそれぞれ必要とするコースを任意に選択し、学習できる。また、インターネット方式により電子メールで講師陣に質問できるため、学校で学ぶのと遜色(そんしょく)ない学習効果が得られる。
 フレキシブルで効率の良い受講方式と、産学連携でつくられた信頼性の高さが評価され、eMBAは現在、大手メーカーなどを中心に約120社で採用されるまでに成長した。一般個人向けにも配信を始め、同社の売上高は約1億円(03年12月期)と、eラーニング事業を始める前と比べて2倍近くまで伸びた。
 eMBAの開発で実績をつくった同社は、技術経営(MOT)の開発支援を進める経済産業省からプログラム開発委託を受けた早大ビジネススクールの要請に応じて、このほどMOTのeラーニング版「eMOT」を共同開発した。すでに4シリーズ22コースを完成し、今秋にも配信を始める。
 MOTは、多様な技術を経営に体系的に生かすための学問で、メーカーなどを中心に今後、学習ニーズが飛躍的に高まるとみられている。同社はeMBAとeMOTを中心に、eラーニング事業の拡大に一層力を注ぎ、06年12月期までに受講企業数を500社に拡大する計画だ。

「eMOT」の学習画面

「eMOT」の学習画面

Onepoint

【社会変化、企業ニーズの分析が出発点】

 ケアブレインズの強みは、eラーニング教材づくりの豊富な経験と、早稲田大学との強力な産学連携体制を持つ点だ。その強みを生かし、他社にないMBA・MOTのeラーニング教材をつくり上げたのは、社会変化と企業ニーズの分析を怠らない松下博宣社長の経営姿勢があってこそだろう。高まりつつある学習ニーズを背景に、一層の飛躍が見込まれる。


掲載日:2004年9月15日

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