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元気印中小企業


元気な組合事例自動車リサイクル事業を団地化 [北九州ELV協同組合]

会社名 北九州ELV協同組合
代表者 尼岡良夫理事長
所在地 北九州市若松区響町1-62-19
電話 093-752-1185

工場・倉庫を共同利用

 2002年4月、北九州市若松区・響灘地区にある北九州エコタウンで国内初の「自動車リサイクル団地」が動きだした。ここを拠点とする北九州ELV協同組合は、中心市街内で自動車の車両解体処理や中古部品販売を行っていた7事業者が参加した団体だ。2005年1月にも予定されている「自動車リサイクル法」の施行を前に、同組合の活動に国内外の関係者から熱い視線が注がれている。
 全国に約5000社あるとされる自動車解体、中古部品販売事業者だが、その大半は中小企業。野積みや土壌汚染などの環境問題やスクラップ市況の低迷など、一企業では解決できない課題を一様に抱えている。
 これらの問題に直面していた北九州の事業者が結集したのは1997年、北九州市が国内第1号のエコタウン認定を受けたことがきっかけだった。エコタウン地区に環境産業を集積するため、市内の自動車解体業者にも移転が呼びかけられ、これに呼応したのが同組合のメンバー。2001年には中小企業総合事業団の事業認定を受け、自動車リサイクル団地の建設がスタートした。約2万8000平方メートルの敷地を確保、各社の事務所のほか共同で利用するプレス工場、部品倉庫などを設けた。

廃棄物を出さない

 現在同組合が解体・処理する廃自動車は月間平均1500台に達する。また自動車リサイクル法を先取りして、廃棄物を出さない「シュレッダーレス」を目標に掲げ、既に90%近いリサイクル率を実現した。この結果、共同倉庫には常時4万から5万点の中古部品在庫を確保しており、集団化によるスケールメリットを十分に発揮している。
 今年11月からは沖縄県の石垣島など離島からの廃自動車受け入れにも乗り出した。適切な処理システムを持たない九州南部の島々では廃自動車が大量に放置されるなどの問題が深刻化しており、組合にはほかにも複数の市町村から相談が寄せられているという。

4万点以上の部品が並ぶ共同倉庫

4万点以上の部品が並ぶ共同倉庫

Onepoint

生き残りをかけて

 同組合の尼岡良夫理事長は、自動車リサイクル法の施行により「事業者の数は3分の1になるだろう」と予測する。厳しい変化の時代を乗り越えるべく、さらなる処理量の拡大とリサイクルの高度化へ挑む日々が続く。


掲載日:2003年12月25日

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