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元気印中小企業


元気な組合事例温泉街の新しい顔を創造 [鳴子まちづくり]

会社名 鳴子まちづくり
代表者 高橋勇次郎社長
所在地 宮城県玉造郡鳴子町字新屋敷124-1
電話 0229-83-4751

まず話題づくり

 鳴子まちづくり株式会社は宮城県鳴子町、中小企業総合事業団、中小企業者などの出資による第3セクターとして1997年2月に設立された。鳴子温泉の観光客の減少と通行客の減少に対応するため、中心商店街の活性化を支援する街づくり会社としてスタートした。
 活性化策としてまず必要と考えたのが話題づくり。それまで共同浴場として利用されていた「早稲田湯」の歴史を掘り起こして光を当てた。「早稲田湯」は1948年、早稲田大学の学生がボーリング実習で掘削に成功したことから命名された温泉。この共同浴場を同事業団の高度化融資制度利用により、コミュニティー施設併設の「早稲田桟敷湯」として整備、旅館・ホテルの観光客が内湯と外湯、商店街を回遊する仕組みづくりを狙った。

来場者増加の効果上がる

 さらに98年のオープンに向けて、当時の学生を44年ぶりに鳴子温泉を招き、その時の模様をさまざまな媒体で紹介して盛り上げた。硫黄をイメージした建物も早稲田大学の石山修武教授が設計した。「こうした話題づくりがなかったらただの共同浴場に終わっていた」(吉田惇一取締役総務部長)というように、完成時にはテレビ、新聞などのマスコミで大きく紹介された。
 「早稲田桟敷湯」は共同浴場のほか、多目的活動室、交流ホール、研修会議室、催事場などコミュニティー施設が併設されている。多目的活動室は通常はお客の休憩室として使われているが、寄席や集会などにも利用されている。同社の収入は入浴料だけで、年間売り上げは約3000万円。入場客は年間約6万人に達しており、同温泉街のもうひとつの共同浴場も「入場者が増えてきた」(同)ことから、観光客は徐々に増加しているとみている。
 また昨年スタートした「街を歩けば下駄(げた)も鳴子」キャンペーンも注目されている。下駄で商店街を歩くとさまざまなサービスが受けられるもので、レンタルの下駄や、下駄に代わって提示すればよい「下駄手形」を用意している。そのほか58件の旅館、浴場の風呂に入れる「湯めぐり手形」、鳴子石を使った特性プランターの設置など多彩な情報発信を続けている。

温泉の新しいイメージ

温泉の新しいイメージ

Onepoint

意識の高まり

 街づくり会社設立をきっかけに、温泉街が一体となって活性化を目指そうという、これまでになかったような意識の高まりがみられる。


掲載日:2003年12月25日

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