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がんばる中小企業・小規模事業者 300社

株式会社富田染工芸東京都

  • 地域経済活性化
  • ものづくり

2015

伝統技術を守りつつ時代にあった商品を開発、伝統文化の継承と地域活性化に貢献

国の伝統的工芸品に指定されている「東京染小紋」を生産する企業。ストールやスカーフ等の新商品を開発。

代表取締役
富田 篤

基本情報

所在地:東京都新宿区西早稲田3-6-14 代表取締役:富田 篤
TEL:03-3987-0701 設立:1914年(大正3年)
FAX:03-3987-0701 資本金:1,000万円
URL: 従業員数:13名

伝統技法を守りつつ、現代のニーズをとらえた新商品開発に取り組む

同社は約150年5代に渡って着物の染色を商いにしてきたが、着物離れが進む中、先祖伝承の伝統技法を守るために、婦人雑貨への進出を試みた。東京染小紋は江戸時代の武士の裃(かみしも)に代表される小紋染等が発展して継承されてきた技術である。同社は200年前に作られた大変貴重なものも含む伊勢型紙を12万点保有し、古くからの伝統技術を現代の商品づくりに活かしている。古くからの伝統的技法を守りつつも、若手職人の育成や若手デザイナーとの連携により、現代のニーズをとらえた新商品開発に積極的に取り組んでおり、衰退が進む日本の伝統工芸産業においてモデル的な取り組みを継続的に進めている。

デザイナーや国内の繊維産地と連携した商品開発、国内・国外から高い評価

東京都美術館が伝統工芸とデザイナーとのマッチング・商品開発を実施する「TOKYO CRAFTS & DESIGN」で、若手デザイナーと連携し、新商品・小紋チーフを開発した。群馬県桐生市や福島県川俣町などの繊維産地と連携した商品開発や洋装向け服飾小物等のアパレル雑貨ブランド「SARAKICHI」を立ち上げ、国内百貨店、海外百貨店(シンガポール)でのポップアップストアで展示販売、好評を博す。パリ、ミラノ、フランクフルトの海外見本市にも積極的に参加し、海外バイヤーにも高い評価を得ている。

東日本大震災で風評被害を受けた地域産業の再生や伝統技術の継承のための人材育成に貢献

シルクの一大産地である福島県川俣町は、東京電力福島第一原子力発電所事故による風評被害で米国等への商品の輸出が停止した。川俣町長からの要請により、川俣シルクに江戸小紋の染技術を掛け合わせ新商品を製造・販売、フランスのメゾン・エ・オブジェ等で高い評価を得た。また、同社は、意欲ある人材に対し、職人が技術を教えるなど伝統技術の習得や就業の支援を行っている。

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