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こうして活用しよう 中小企業向けファンド


企業事例−新事業展開編−

株式会社シフト

新たなビジネスの推進力

代表者:代表取締役 遠藤 広行
本社所在地:名古屋市中区丸の内3-19-5
電話:03-5426-0711(東京支社)
URL:http://www.shift-2005.co.jp/index.php 設立年:2005年
ファンド事業:ベンチャーファンド
同社に投資を行った出資先ファンド名(無限責任組合名):みえ新産業創造第2号投資事業有限責任組合(フューチャーベンチャーキャピタル株式会社)

事業概要

独自のカラーバーコード技術を基に各種認識システムを開発
シフトが開発したカラーバーコード「カメレオンコード」

シフトが開発したカラーバーコード「カメレオンコード」

株式会社シフトは、独自のカラーバーコード「カメレオンコード」をコア技術に各種認識システムを開発している。非接触型ICタグの認識性を安価で実現するシステムとして、不況下でコスト削減を考える企業から引き合いが急増中だ。

カメレオンコードは最大8色の色を組み合わせたバーコード。認識はカメラを使って行うため、遠くからでも、また複数枚同時でも認識できるのが特徴だ。同社はコードをコア技術に、物品仕分けや在庫管理、入退室管理など幅広い分野の認識システムを開発している。

市販のプリンターとカメラでコードの発行と認識が可能なため、非接触型ICタグと同等の機能を、1/5-1/10のイニシャルコストで実現できる。「通常のバーコードでは物足りない、でもICタグは高くて導入できないという企業からの問い合わせが多い」という。

ファンド活用の効果

拡販により売上増を狙う
コードを使った入退室管理システム

コードを使った入退室管理システム

同社には、フューチャーベンチャーキャピタル(みえ新産業創造第2号ファンド)、シンク・パートナーズ(がんばれ東海第1号ファンド)など5社が出資している。

現在の資金繰り状況は安定しているが、ここまでの道のりは並大抵ではなかった。遠藤広行社長が面談したキャピタルの数は実に70社以上。「やはりこういう景気になるとキャピタルも銀行と同じ。出資はそう簡単に決まらない」(遠藤社長)。それでも出資先の各キャピタルは「当社の技術力とカメレオンコードの将来性を評価してくれている」(同)と、率直に感謝の気持ちを表す。

ファンド活用の利点については「定期的に面会して事業戦略を説明する必要があるし、結構苦労も多い」(同)と苦笑い。とはいえ新たなビジネスを推進するためには、ファンドの存在が欠かせないことも事実。今年1月には各キャピタルの支援を通じて、1億円以上の大幅増資を実施した。目的は同社初のショールームの開設。6,000万円の資金を投じ、3月8日にオープンした。

3月に本社にオープンしたショールーム

3月に本社にオープンしたショールーム

客先でのパソコンを使ったデモンストレーションでは説明しきれない、カメレオンコードの使い勝手を実感してもらうのが狙いだ。自動入退室管理システムや勤怠管理システムなどを展示し、顧客の実際の使用現場を再現して、運用ベースでテストを行う。

ショールームの目玉は、高速ベルトコンベヤーによる物品仕分けシステム。特殊なカメラでコードを瞬時に認識するシステムで、分速150mで移動する荷物を毎秒20個仕分けすることができる。非接触型ICタグは毎秒10個の仕分けが一般的で、「おそらく世界最速」のコードの高速認識性をアピールする。

ショールームの開設で本格的な拡販体制に入り、2009年8月期7,000万円の売上高を10年8月期に4億円まで引き上げる計画だ。現在はより認識精度が高く、データ量も多い次世代型カメレオンコードを開発中で、年内にも発売する予定。「ゆくゆくは非接触型ICタグ市場の3割を取りたい」(同)と夢は大きい。

2009年度取材事例
掲載日:2010年10月27日

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