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こうして活用しよう 中小企業向けファンド


企業事例−新事業展開編−

マゼラン・リゾーツ・アンド・トラスト株式会社

資金だけでなく多面的に効果を得る

代表取締役 朽木 浩志
代表者:代表取締役 朽木 浩志
本社所在地:石川県金沢市駅西新町3-1-10 NEWSビル4階
電話:076-224-8580
URL:http://www.magellanresorts.co.jp/ 設立年:1998年
ファンド事業:ベンチャーファンド出資事業
同社に投資を行った出資先ファンド名(無限責任組合名):石川県ベンチャー育成投資事業有限責任組合(フューチャーベンチャーキャピタル株式会社)

【事業概要】

高品質な旅の企画で顧客のハートをつかむ
マゼランリゾーツ・インドネシアのホテル

マゼランリゾーツ・インドネシアのホテル

近年、格安のパックツアーが主流となっている中で、マゼラン・リゾーツ・アンド・トラスト株式会社は、大手旅行会社のツアーを扱う一方、ほかの旅行会社ではなかなか真似できない高品質な旅を企画することで顧客のハートをつかんでいる。

人気があるのが、小規模だが1泊10万円もする高級リゾートホテルを運営するアマンリゾーツ(シンガポール)と提携したことで実現した企画。インドネシア・バリ島の隠れ家的な宿でゆっくりと過ごすプランで、顧客のニーズに合わせて滞在日数や宿泊先、現地での過ごし方を決めるのはもちろん、アテンドを含めてきめ細やかなサービスを行うのが売り物だ。

旅行費用は安くはないが、その旅行プランを知る人や実際に参加した人からは「決して高くはない」との評価を受けているという。そうした高い顧客満足度を可能にしたのが、インターネットを使って集客を図るウェブビジネス。ホームページ上での情報発信が中心で、多額の費用がかかる宣伝をしないため、その分のコストを旅行代金に上乗せしなくても済むというわけだ。

【ファンドを活用した効果】

取引先からの信用度がアップ

さらに2002年1月には、企画内容の充実を図るため、バリ島に初の海外現地法人マゼランリゾーツ・インドネシア(資本金3万ドル)を設立した。自社スタッフによる空港送迎や現地案内など徹底した高品質なサービスを提供するためだ。現地でしかわからない最新情報を得る狙いもある。こうした努力のかいあって、一般的なツアーでは味わえない贅沢な旅を演出し、ファミリー層を中心に確実にファンを増やしている。

今後については、これまで通り超一流ホテルでゆったりとした時を過ごす旅を国内の多くの人に紹介する一方、今度は逆に世界の人々を日本の高級温泉旅館などへ招き入れるような企画を打ち出し、新たな経営の柱に育てたいとしている。

さらに将来は、東南アジアに独自の『スモール・ラグジュアリーホテル』をつくる夢を描いており、「いつかはアマンリゾーツを抜きたい」と意気込んでいる。

あるベンチャー企業の社長との出会いで、石川県ベンチャー育成投資事業有限責任組合の存在を知った。その社長の紹介により、同組合の無限責任組合員であるフューチャーベンチャーキャピタル株式会社から約3カ月にわたり審査を受けた。その結果、朽木社長のビジネスプランが明確だったため、最終的に2,000万円の出資を得ることにつながった。

ファンドの活用によって「取引先からの信用度がアップした」と今ではメリットを強調する朽木社長。しかし、朽木社長は出資を受けるに当たり、株式公開を目指さなければならないプレッシャーや、一個人の会社ではなくなる寂しさなどを感じ、「迷いが生じた」と当時をふり返る。

結局、審査の過程で、さまざまな人たちからアドバイスを受けたことや新たな経営知識を吸収できたプラス面を強調。「自分のやるべきことが見えてきた」(朽木社長)という。資金面だけでなく、多面的なファンドの効果を評価している。

今後も、インターネットを通じたウェブビジネスの展開で、着実に実績を積み上げ、事業の拡大を目指す考えだ。

2009年度取材事例
掲載日:2010年10月26日

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