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こうして活用しよう 中小企業向けファンド


企業事例−新事業展開編−

株式会社AMAZING

ファンドの活用はビジネス展開で優位性がある

代表取締役社長 長谷部 浩一
代表者:代表取締役社長 長谷部 浩一
本社所在地:岐阜県岐阜市加納菱野町25 ディプライ丸杉ビル4F
電話:058-274-4188
URL:http://www.amazingworld.jp/ 設立年:2004年
ファンド事業:がんばれ!中小企業ファンド
同社に投資を行った出資先ファンド名(無限責任組合名):がんばれ東海1号投資事業有限責任組合(Sync Partners株式会社)

事業概要

家族が安心して楽しめる独自の公園を提供
滅菌加工し、安全に配慮した砂場

滅菌加工し、安全に配慮した砂場

「子供たちが身近で安心して遊べる場に」
 こうした思いから株式会社AMAZINGは、12歳以下の子供を対象とした屋内型遊技施設「アメイジングワールド」の運営を愛知県江南市で2004年7月から始めた。施設内には空気で膨らませた柔軟性のあるスライダーや、滅菌加工した砂場などを設置し、安全面に配慮したのが特徴だ。

近年、街中にある公園は、誘拐など犯罪に巻き込まれる危険性が増加しているとともに、砂場は犬猫のふん尿など汚染され、衛生面の不安もある。公園は本来の目的である子供が安心して遊べる場ではなくなりつつある。長谷部浩一社長はこうした状況をヒントに、「安心」を売りものにした遊び場を提供するサービスを思いついた。

この施設は「21世紀型公園」として、既存の公園と一線を画したコンセプトを持ち、スライダーや砂場のほか、大型スクリーンに絵本を映し出す「大型絵本劇場」、電動カーなどを運転できるレース場などバラエティーに富んだ遊び場を備えている。またカフェやマッサージ機、赤ちゃんが遊べるベビーコーナーなども併設している。

「子供だけでなく家族全員が楽しめる施設」(長谷部社長)をモットーに、今後もファミリー層の顧客獲得を進め、業績拡大を目指す。

ファンド活用の経緯

以前から親交のあるファンドを活用
子供たちに大人気のスライダー

子供たちに大人気のスライダー

AMAZINGは08年5月にSync Partners株式会社(シンク・パートナーズ)が運営する「がんばれ東海1号投資事業有限責任組合」から4,800万円の出資を受けた。出資金は08年7月にオープンした船橋店(千葉県船橋市)の出店費用1億6,000万円に充てた。

船橋店はショッピングセンターなど大型商業施設内に店舗を構える同社初のインモール型店舗。江南店(愛知県江南市)と05年7月オープンの多摩境店(東京都町田市)の2店舗は郊外に立地するロードサイド型店舗だ。

長谷部社長は船橋店をインモール型店舗として出店することにこだわった。もともと同社の施設には小学生が多く来店するため週末はにぎわいを見せるが、平日は来店者数が少なく安定的な収益確保が難しい。従来のロードサイド型店舗は4,000m2程度の店舗面積が必要で、出店費用がかさみ、さらに収益を悪化させる要因となった。

一方、インモール型店舗は店舗面積が2,000m2前後と小規模なことに加え、他のテナントに来店した顧客を集客できるメリットもあった。「出店費用の抑制と集客力の向上を両立できる」(長谷部社長)と、インモール型店舗の出店に期待を寄せた。

そこで船橋店の出店時に、「以前から親交があり信頼できる」というシンク・パートナーズに出資を依頼。シンク・パートナーズは船橋店の将来性を高く評価し、出資はスムーズに進んだ。

ファンドを活用した効果

手厚い経営サポートを得る

「ベンチャーキャピタル(VC)はビジネスマッチングなども合わせて行うため、ファンドの活用はビジネス展開する上で優位性がある」と長谷部社長は語る。シンク・パートナーズは出資だけでなく、施設内の遊具を無償で提供するスポンサーを紹介するほか、経費の管理方法なども細かくアドバイスし、経営面でのサポートも欠かさない。

こうしたVCの取組みについて、「VCは出資先の企業がIPO(新規株式公開)した際に利益を得るため、出資先の企業を成長させようという意気込みが強い」と分析する。さらに「もっと経営に関してアドバイスをするVCが現れれば、ファンドを活用する企業が多くなるのでは」とも語る。

船橋店は出店以降、客足が順調に伸びている。10年2月19日には神奈川県にインモール型店舗がオープンする。「こんな不景気でも当社が倒産しないのは、世の中から必要とされている証拠」と長谷部社長は笑顔を見せる。同社の快進撃は今後も止まることがなさそうだ。

2009年度取材事例
掲載日:2010年2月18日

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