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こうして活用しよう 中小企業向けファンド


企業事例−新事業展開編−

株式会社GENOVA

株主の存在は事業成長のよい緊張感になる

代表取締役社長 平瀬 智樹
代表者:代表取締役社長 平瀬 智樹
本社所在地:東京都渋谷区宇田川町10-3 SHIBUYA EDGEビル
電話:03-5489-7966
URL:http://www.genova.co.jp/ 設立年:2005年
ファンド事業:ベンチャーファンド出資事業
同社に投資を行った出資先ファンド名(無限責任組合名):ngiベンチャーコミュニティ・ファンド1号投資事業有限責任組合(ngi group株式会社)

事業概要

ウェブサイトの構築のみならずコンサルまで手がける
GENOVA CMSを使い構築したHP例

GENOVA CMSを使い構築したHP例

株式会社GENOVAの事業内容は「ウェブサイト構築にとどまらないので、ウェブコンサルティング業と呼んでいる」(平瀬智樹社長)。ホームページ(HP)の構築と、公開後より集客効果の高いサイトにするためのHP改善、運営のアフターフォローなど、周辺業務をまとめて提供する。ウェブ担当者のいない中小企業や個人事業主が主な顧客層だ。GENOVA営業担当者が顧客と相談し、サイトのデザインから公開後に来客につながる仕組みまでを提案している。「当社のサービスでHPを作成してから来客が増えたと言われることが多く、やりがいとなっている」そうだ。

HP構築には、独自のコンテンツ管理システム(CMS)「GENOVA CMS」を使用している。ウェブサイトの管理、更新を自社で行いたい中小企業向けに開発した。不動産、建設関連、美容関連業界と歯科医院など医療関係など各業界に適したパッケージを用意することで、サイト構築にかかる時間を短縮している。また、サーチエンジン最適化(SEO)やアクセス解析といった機能を追加できることも特徴だ。現在使用できる機能は10以上。通常、これらの機能は導入コストが高く中小企業には導入が難しい。追加機能のソフトウェアをGENOVAが購入し、多アカウントのユーザーで分割して使用することで高機能を安価で提供できるという。料金は初期開設料に加え、毎月のサーバ代と、SEOやアクセス解析など機能に応じたオプションサービスの料金が加算される仕組み。

ファンド活用の経緯

知人の縁から出資を受ける

創業は2005年7月。語学留学先のアメリカで起業者支援の活動を経験した平瀬社長は、帰国後にIT業界での起業を決意。起業時に借りたレンタルオフィス会社の社長が、ngi group現社長の金子陽三氏だった縁で、06年3月にngi capitalから出資を受けた。

出資について「最初は受ける考えはなかったが、結果的にはよかった」と振り返る。前職の通信機器販売会社で培った営業力で順調に売上高を伸ばしたが、ウェブサイト構築の外部委託費がかさみ、1年目は赤字。黒字転換するはずだった2年目も赤字となった。「もし出資を受けずに続けていたら、必要な投資ができなかったかもしれない。意義は大きかった」と振り返る。

一方で、他社から事業や資本提携の打診があった際に単独で進めることはできない。「事業を成長させられる提携だと判断してもまず株主への相談が必要」と、意思決定のスピードが失われるデメリットも感じている。それでも「株主がいることの意義は非常に大きい。事業を成長させるよい緊張感となる」。

ファンド活用の効果

顧客市場が拡大

創業以来右肩上がりの成長を続け、08年末にサービス提供企業は2,000社を越えた。09年3月には携帯電話向けウェブサイト構築サービス「プリモ」のサービス提供を開始。携帯電話端末から検索、予約まで行う顧客が多い美容業界を中心に好評を得ている。また「最近は医療業界からの問い合わせが増えている」と、市場はさらに拡大しそうだ。今後は新規顧客の開拓と既存顧客のサービス拡充に注力し、11年中の株式公開を目指す。

ファンドを活用しようと考えている中小企業には「株式会社であることの意味は、事業を成長させることにある。弊社はサッカーチームのスポンサーをしているが、スポーツチームと同じように、会社もファンを増やすことが大事。ファンからの声援がよい緊張感となり、事業を成長させる力となる。事業を成長させたければ、悪くない選択肢だと思う」とアドバイスしている。

2009年度取材事例
掲載日:2010年1月12日

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