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HOME > 経営をよくする > 事業継続マネジメント

事業継続マネジメント 地震や取引先の倒産など不測の事態を乗り切るため、事業の継続を図る経営(BCM)、その計画(BCP)、実際の事例を紹介します。


リスク管理最前線

第11回 災害時のサプライチェーン復旧を後押し
[ベルフォア・ジャパン]

損傷設備を10日以内で修復

製造業にとってサプライチェーン寸断などさまざまなリスクを顕在化させた東日本大震災。これら企業のリスク軽減に取り組むのが東京海上日動火災保険グループのベルフォア・ジャパンだ。独自の洗浄技術などの応急復旧のノウハウを使った復旧作業により、被災時の企業活動継続を後押しする。

特殊な薬剤で設備を洗浄する

特殊な薬剤で設備を洗浄する

同社は東京海上日動火災と、世界約30カ国で災害復旧を手がけるベルフォアグループと組み04年に合弁会社を設立。応急復旧事業を始めた。製造業のサプライチェーンでは1工程が止まるだけで生産体制すべてが停止することもある。このため建屋や設備を洗浄する。応急処置により生産ラインの停滞を解消し、企業活動の停止を防ぐ。

例えば損傷した工場などの製造設備は特殊な機械が多く、新造機械に入れ替えるにも数カ月以上かかる。また、部品を交換するにも特注品が多く、3カ月、半年以上かかるケースもある。これを特殊な洗浄技術を使い1週間から10日で修復する。

火災を分析し最適な洗浄液をつくる

例えば泥水に浸かった機械の電子基板は特殊な薬剤を使って洗浄する。また、小火では損傷カ所は小さくても煙が天井や壁、生産設備に付着する。塩素を含み急速に腐食することも多い。ベルフォアの研究開発では火災の場合何が燃えてどんな煙がでたか、周囲に付着した物質を分析。独自技術を使い「最適な洗浄液を作り出す」(森岡典生東京海上日動火災保険企業営業開発部次長)ことで適切な復旧処置を施す。

現在、東京海上日動火災では応急復旧サービスを企業向け保険の付帯サービスとし、今では大企業だけでなく中小企業向け商品にも適用。損害保険会社による顧客獲得競争が続く中で、今後も他社と差別化できるサービスとしてアピールし、損害保険商品の販売増加につなげる考えだ。

企業データ
企業名 ベルフォア・ジャパン株式会社
代表者 鳥谷 幸二
所在地 東京都江戸川区臨海町3-6-4
掲載日:2013年3月11日

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