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HOME > 経営をよくする > 事業継続マネジメント

事業継続マネジメント 地震や取引先の倒産など不測の事態を乗り切るため、事業の継続を図る経営(BCM)、その計画(BCP)、実際の事例を紹介します。


リスク管理最前線

第6回 BCP作成の専門チーム発足
[焼津水産化学工業]

焼津水産化学工業は2012年4月に、津波などに対する事業継続計画(BCP)を作成するプロジェクトチームを発足した。東日本大震災で社内の危機意識が高まり、山本和広社長のトップダウンで策定を決めた。13年3月末までにBCPをまとめる計画だ。

震災時の製品供給プラン策定

社内でBCP策定に向けた検討会を行う

社内でBCP策定に向けた検討会を行う

水産加工物を扱うだけに、同社の主力工場はいずれも静岡県の海岸近くにある。もし東海・東南海地震が発生すれば、事業に与える打撃は大きい。

プロジェクトチームは生産本部、総務人事部・経営企画部から集めた計20人で構成する。これまで社員の安否確認などの防災マニュアルや避難訓練などはあったが、製品供給を含めたマニュアルはなかった。チームでは大地震発生時の製品供給プランを策定する。

同社の品目数は粉体・液体調味料、機能性素材食品など1000にも及ぶ。このうち主力の調味料を選び出し、品目ごとに復旧シナリオを明示。優先順位をつけ、需要の多い製品は1カ月以内に供給を再開できるようにする。

高台に新工場建設

生産体制の見直しもそのひとつ。主力の焼津・団地工場(静岡県焼津市)、榛原工場(同牧之原市)、大東工場(同掛川市)の主力3工場が海岸に近いため、14年度中に新工場を建設する。建設地は同掛川市の内陸部にある海抜68メートルの高台。約4万6000平方メートルの敷地を取得した。新工場は震度7に耐えられる設計を採用する。

まず老朽化が進む榛原工場の液体調味料、粉体調味料の生産を中心に移管する。その後、第二期工事にも着手し、将来は主力工場にする。併せて「BCPも実地検証してより良いプランに改善する」(広報室)としている。

企業データ
企業名 焼津水産化学工業株式会社
代表者 山本 和広
所在地 静岡県焼津市小川新町5丁目8-13
業種 天然調味料、健康・機能食品およびその他の食品製造販売
掲載日:2013年2月27日

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