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事業継続マネジメント 地震や取引先の倒産など不測の事態を乗り切るため、事業の継続を図る経営(BCM)、その計画(BCP)、実際の事例を紹介します。


リスク管理最前線

第4回 リスク管理体制を一元化しあらゆる想定に備える
[ジャパンフーズ]

ジャパンフーズのリスク・コンプライアンス委員会

ジャパンフーズのリスク・コンプライアンス委員会

東日本大震災は多くの企業にとってリスク管理体制を問われる試金石となった。ジャパンフーズのリスク・コンプライアンス委員会のトップである日向英次常務は「想定外の出来事は原発事故と計画停電だけだった」と自社のリスク対応力に及第点を付ける。震災発生後すぐに社員全員の安否を確認し、当日中に操業を再開。飲料の受託製造大手の同社は、安定した飲料供給を通じて社会のライフライン維持という使命を果たしている。

同社は3年前にリスク・コンプライアンス委員会を設置。リスク管理体制を一元化し、部署ごとに把握していた諸問題の再点検を進めてきた。細かな法令にまで踏み込んだ徹底的な洗い出しは時間がかかった。その分「あらゆるリスクを想定した備え」(日向常務)が整った。

震災発生直後、千葉県長柄町の本社工場では、迅速な集合と点呼で全員の無事を確認。出勤していなかった社員は、今年導入したばかりの携帯電話を活用したシステムで安否を確認した。その後、工場長ほか数人が社内を巡回し、目立った異状がないことを確認。全員が各部署に戻って再点検し、まもなく操業を再開した。

飲料製造に使う水のチェックも手順通りに進めた。放射性物質の問題が大きくなる前に専門機関に依頼したため、すぐに結果が得られたという。"安全・安心"な自社ブランドの飲料水を被災地に送り、支援にひと役買った。震災後しばらくはペットボトルのキャップの供給不足や計画停電の影響を受けたものの、24時間操業は続け6月にはフル稼働している。

4月には法務チームを新設。法令面でのチェック機能を強化した。今後は耐震診断をもとに本社建物の補修工事も始める予定だ。

企業データ
企業名 ジャパンフーズ株式会社
代表者 本所 良太
所在地 千葉県長生郡長柄町皿木203-1
掲載日:2011年8月10日

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