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事業継続マネジメント 地震や取引先の倒産など不測の事態を乗り切るため、事業の継続を図る経営(BCM)、その計画(BCP)、実際の事例を紹介します。


リスク管理最前線

第1回 排水漏れ対策で地下タンクを設置
[塚田理研工業]

製品の洗浄用などに多くの水を利用する表面処理業界では、環境保全や災害時に環境負荷を与えないための対策が一段と求められている。樹脂製品へのめっきを手がける塚田理研工業は、全社的な取組みとして、災害対策と環境保全のための排水リサイクルに力を入れる。

災害時対応では非常用の発電機を装備。本社工場で必要とする電力を超える出力2000kW分の発電機を用意している。非常時はすぐに切り替えられ、夏場の雷害対策にも有効だ。地下には発電機用A重油2万リットルの燃料を備蓄し、80時間操業できる。

めっき液などの排水漏れ対策には非常用地下タンクに150トン分の液体の貯蔵が可能だ。液漏れ対策訓練は3カ月に1度実施し、各部署にポンプや携帯用の発電機を常備している。敷地内の地下水は毎時50トンの水を供給でき、「飲料水として地域のために利用することも可能」(下島社長)だ。

同社がリサイクルの取り組みを始めたのは1971年。2005年には排水リサイクルセンターを設置し、取組みを本格化した。処理能力は最高毎時40トン。現在は工場の使用している水の約50%をリサイクルした水で賄う。排水中の資源回収では銅、ニッケル、パラジウム、金、クロムの分別回収を行っている。

最終的な目標はめっき排水の完全クローズド化。100%リサイクルにはリンの処理が課題で、長野県工業技術総合センターと研究している。「トップが先頭に立って進めていくことが重要」(同)と災害対策・環境保全に対する経営方針は明確だ。

企業データ
企業名 塚田理研工業株式会社
代表者 下島 康保
所在地 長野県駒ケ根市赤穂16397-5
掲載日:2011年7月19日

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