本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > ニュースを見る > 中小企業ニュース

中小企業ニュース


主要ニュース

1―3月期GDP、年2.2%成長-5四半期連続プラス

 内閣府が18日に発表した1―3月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期(2016年10―12月期)比0・5%増、年率換算で同2・2%増だった。約11年ぶりに5四半期連続のプラス成長を実現した。個人消費が持ち直し、輸出が堅調に増えた。ただ同日の東京株式市場の反応は乏しく、トランプ米大統領の疑惑をめぐって東京市場は大幅な株安で推移。堅調なGDP速報に水を差した。

 1―3月期のGDP速報値は、国内景気の堅調な回復ぶりを再確認させる内容だった。実質GDP成長率への寄与度は内需がプラス0・4%、外需がプラス0・1%。前期が外需依存の成長だったのに対し、内外需で成長をけん引したのが特徴だ。

 GDPの約6割を占める個人消費は、前期比0・4%増と5四半期連続で増加。生鮮食品の高騰が一服したことで消費者マインドが改善。自動車や家電などの販売も堅調だった。

 住宅投資も同0・7%増と増えたほか、設備投資も輸出増や堅調な企業業績を反映し、同0・2%増と2四半期連続で増加した。

 輸出は同2・1%増と3四半期連続の増加。世界経済が回復傾向にある中、中国をはじめアジア向けIT関連輸出が堅調に増えた。

 1―3月期の名目GDPは前期比0・03%減、年率換算で同0・1%減と5四半期ぶりのマイナス。原油など輸入物価が上昇したことが影響した。

 ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎経済調査室長は「前期は横ばいだった個人消費が明確な増加に転じ、外需も引き続き成長を押し上げた。16年後半は外需依存の成長だったが、17年1―3月期は内外需がともに成長に寄与した」と指摘する。

 先行きについては「海外経済が回復傾向にあることを前提とすれば、企業業績が改善して設備投資が増えることが期待できる。ただ雇用者報酬は4―6月期以降も伸びず、実質所得の低下が個人消費に及ぼす影響が懸念される。海外経済の先行きも懸念材料だ」と見通している。

 1―3月期のGDPを発表した同日、金融市場はトランプ米大統領によるロシアへの機密情報漏えい疑惑や捜査妨害疑惑などに反応。トランプ米政権の政策実現性に不透明感が広がり、東京市場は円高・株安が進行した。

 トランプ政権の疑惑をめぐる金融市場の反応が長引けば、日本経済にも悪影響を及ぼしかねない。ドル買いにつながる米国による6月の利上げも、市場関係者の多くがすでに織り込み済みなだけに、今後の市場動向が懸念される。

[2017年5月19日]

経営に役立つ旬のテーマを特集しています。 J-Net21「特集


前の記事へ次の記事へ

Copyright (C) THE NIKKAN KOGYO SHIMBUN,LTD.日刊工業新聞社がネットワーク上で提供するコンテンツの著作権は、原則として、日刊工業新聞社に帰属します。新聞の著作権と同等です。従いまして、著作権者の承諾なしに、無断で転用することはできません。


このページの先頭へ