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ノキア、電話回線で高速通信-日本のマンション向け

 フィンランドの通信機器大手、ノキアは日本のマンション向けに既存のメタルケーブル(電話回線)を利用し、高速通信を実現する技術を開発する。2018年にも毎秒1・8ギガビット(ギガは10億)のサービスを商用化し、20年をめどに同10ギガビットレベルの高速化を実現する。光ファイバーをマンション屋内に配線せず、既存の電話回線を効率的に使ってユーザーに大容量で高品質なインターネットサービスを提供できるようにする。

 NTT東西地域会社はマンション向けに電話回線を使った超高速デジタル加入者線(VDSL)を展開するが、上り下りの通信速度はそれぞれ100メガビット(メガは100万)。ノキアはそのVDSLの後継技術として今回の技術を開発した。毎秒1・8ギガビットは上り下りの通信速度を合算した数値。

 ノキアのベル研究所が開発したベクタリング技術を搭載し、データ速度に影響を与えるクロストークによる干渉を低減して高速化した。こうした技術を活用し、電力系通信事業者のエネルギア・コミュニケーションズ(広島市中区)が1ギガビットのサービスを展開している。

 国際電気通信連合(ITU)が1・8ギガビットの技術仕様を承認したのに伴い、ノキアは18年にも実用化。さらに10ギガビットの実現に向けて開発する。双方向から送受信が同時にできる全二重方式(FDX)などを導入するほか、周波数帯域を拡張し大量のデータを伝送できるようにする。

 マンションは光ファイバーが出入り口まで配線されているが、各家庭の多くは既存の電話回線を使う。屋内に光ファイバーを配線するとコストや時間がかかるため、電話回線を使った高速化が必要とみている。マンション向けのFTTH(家庭用光ファイバー通信回線)市場は940万契約で、ノキアはその半分程度を今回の技術に置き換える考えだ。

[2016年10月19日]

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