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環境ニュース

大成建設、汚染土壌のクロロエチレンを微生物で浄化-無害化技術を開発

 大成建設は、2017年4月からクロロエチレン(塩化ビニルモノマー)が土壌汚染対策法の特定有害物質に指定されるのに合わせ、クロロエチレンに汚染された土壌を浄化する技術を展開する。土壌に微生物を注入し、クロロエチレンを無害なエチレンに分解する。土壌状況や工期、コストなどの顧客ニーズに合わせ、微生物を使った浄化技術を提供していく。

 クロロエチレンはドライクリーニングで使われている溶剤のトリクロロエチレンの分解生成物。ポリ塩化ビニル樹脂の原料であり、発がん性が指摘されている。特定有害物質への指定により、これまで調査の必要がなかった土地で調査義務が生じる。健康被害のおそれがある場合、適切な措置が必要になる。

 大成建設は微生物によるクロロエチレンの土壌浄化に、二つの手法で対応する。一つが土壌の微生物を活性化して、汚染物質を分解する手法。クロロエチレンを分解するデハロコッコイデス属細菌と呼ばれる微生物の有無を確認する。土壌にいる場合は、ビールの原料であるホップを投入する。ホップは同細菌を活性化し、それ以外の微生物の活動を抑える働きがある。浄化期間を半分程度に短縮できる。

 もうひとつが土壌にデハロコッコイデス属細菌がいない場合に、直接同細菌を土壌に注入する手法。同細菌の中でも、最も分解能力がある「UCH007株」と呼ばれる微生物を活用する。注入前に土壌に影響が出ないかを確認する。

 すでに特定有害物質に指定されているトリクロロエチレンでは、土壌浄化技術が確立されている。その分解過程で生じるクロロエチレンについては、従来の微生物の活用では分解反応が止まってしまうことがあるという。

[2016年10月17日]

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