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製鉄に低品位原料活用-経産省、来年度から次世代プロセス実証

 経済産業省は、製鉄プロセスに安価な原料を活用する実証事業を2017年度に始める。低品位の石炭などを使うことで、高品位の石炭の利用量を約2割削減する計画。30年頃の商業化を目指す。特に石炭市場は寡占化が進み、供給者が価格支配力を強めつつある。石炭を筆頭に、世界各地に豊富に存在する低品位の原料で代替できれば、製鉄各社の収益改善はもちろん、日本の資源調達先の安定化につながる効果が見込める。

 実証する次世代プロセスでは、低品位炭と低品位鉄鋼を混合した「フェロコークス」を製造し、高炉に投入。これにより、強粘結炭など高品位炭を由来とするコークスを一部代替できる。フェロコークスは還元性が高いため、高炉を低温環境にでき、消費エネルギーも1割減る。全体の製造コストが4割減るとの試算もある。

 この方法は、09―13年に新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とJFEスチールなど製鉄3社が、日産30トンのフェロコークス製造装置で実証試験を実施。商業化には同1500トンの規模が必要だが、今回はその中間となる同200―300トン規模の製造装置を建設。生産条件などを最適化する。初年度の17年度の概算要求額は7億円。今回もNEDOと鉄鋼メーカーが連携する見込み。

 資源価格は目下、比較的低水準で落ち着いているものの、企業統合などによる市場の寡占化が進んでおり、価格が乱高下しやすい。コークスに使う原料炭のスポット価格は、足元で1トン当たり200ドル超と、7月末よりも2倍以上高い。これに対し、今回の実証で使う非微粘炭などは安価なうえ、価格の上下動も少ない。

[2016年10月13日]

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