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神奈川・綾瀬市、中小支援で外部連携加速

 神奈川県綾瀬市が製造業を中心とした中小企業の支援強化を目指し、教育機関や企業など外部組織との連携を加速する。13日に中小企業大学校東京校(東京都東大和市)と中小企業振興業務連携・協力に関する協定を結ぶ予定。外部連携によるビジネスマッチングにも力を入れており、県内第4位の企業集積を誇る「モノづくりのまち」の活性化を目指す。(横浜・渡部敦)

 綾瀬市と中小企業大学校東京校が締結する協定は「経営改善に向けたアクションプランを提案する経営診断実習の実施」と「経営後継者や経営幹部の人材育成」が柱。自治体と中小企業大学校による協定締結は全国初。市内企業の円滑な事業承継を実現するための研修を実施し、市が費用の助成を検討する。

 同校が手がける中小企業診断士養成課程の実習に市内企業が協力する。同課程の受講者が1チーム8人程度で企業を訪問。対象企業の経営課題などを診断し、課題解決のためのアクションプランを策定する。市と同校の連携により企業の経営改善や人材育成につなげる。

 市は市内企業の販路拡大を支援するため、企業間のマッチングサービスを手がけるリンカーズ(東京都千代田区)とコーディネーター業務にかかる覚書を9月に交わした。リンカーズが集めた大企業の開発案件を市と綾瀬市商工会が運営する「綾瀬市工業データベース(DB)」に掲載。開発の受託を希望する企業がリンカーズにエントリーする仕組みだ。

 DBは2月に市内企業の情報を発信する目的で開設した。131社が登録し、9月末までの閲覧数は1万3268ページビュー。DBを通じて7件の取引成立となった。市はリンカーズとの連携で、2016年度中に10件の契約成立を目指す。

 市は横浜信用金庫など5金融機関と工業振興にかかる連携協定も結んでおり、中小企業融資制度の貸付利率の引き下げやセミナー開催などで協力関係にある。東京都大田区の中小企業との交流促進にも力を入れており、外部との連携を柱に市内産業の振興につなげていきたい構えだ。

【インタビュー/綾瀬市長・古塩政由氏「技術力高め成長促す」】

 綾瀬市は中小企業の支援策の拡充に向けた外部組織との連携を重視している。中小支援のあり方について古塩政由(こしお・まさよし)市長に聞いた。

―中小企業支援の方針を聞かせて下さい。

 「これまで行政の支援は資金など金融面が中心だった。今後は企業の技術やノウハウを高め、製品化などで成長を促す支援に重点を置く。そのためプロの目で見た支援が必要だ」

―外部との連携が活発化しています。

 「(副市長時代に)金融機関に連携を呼びかけた。市内企業の技術やモノづくりを生かす市の支援方針に賛同した金融機関と連携できた。今後も外部連携を増やしたい」

―行政の役割も問われています。

 「行政がしっかり支援するという方向性を出すことが重要だ。技術を向上させ、世界企業となるような支援を行っていきたい」

[2016年10月 6日]

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