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広がる大学と中堅・中小連携(66)岩手大・実正-琥珀の抽出成分から化粧品

 太古の樹木の樹液が化石化した「琥珀(こはく)」は、ネックレスや指輪などに加工されている。岩手県久慈市には約8500万年前というはるか昔にできた琥珀が存在する。海外の琥珀にはない日本特有の琥珀の抽出成分を利用し、産業化が進んでいる。

 実正(みしょう)(東京都足立区、関口恵美子社長、03・3887・2900)は、岩手大学農学部の木村賢一教授と共同で、久慈産琥珀の抽出物を配合した化粧品などの研究開発を行う。木村教授が発見した抗アレルギー物質「クジガンバロール」を含む化粧品を2015年に製品化し、久慈琥珀(岩手県久慈市)から販売した。実正の鈴木聡統括本部R&D部長は「久慈産琥珀というオリジナルの原料を売りにしたビジネスを展開したい」と意欲をみせる。

 実正は化粧品や医薬部外品の開発・製造を手がける。連携のきっかけは12年開催の科学技術振興機構(JST)の技術説明会。そこで木村教授の発表内容が実正の担当者の目に留まった。

 会場での話し合いをきっかけに、すでに木村教授と共同開発を進めていた久慈琥珀から琥珀の供給を受け、実正は14年から共同研究を開始。15年には琥珀入りの化粧品を完成した。

 現在、岩手大工学部と共同で琥珀成分の新しい抽出法を試みている。木村教授は「久慈産の琥珀抽出エキスは機能性素材として大きな可能性を秘める」と多分野への利用拡大に期待している。

[2016年9月30日]

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