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富士通研、数理・AI技術を融合-IoTデータ分析

 富士通研究所(川崎市中原区、佐々木繁社長、044・754・2613)は2016年度中に、数理技術を導入した次世代の人工知能(AI)技術を実用化する。数理とAIの技術を融合し、人間の知覚や認識により近いAIを実現する。モノのインターネット(IoT)に活用すれば、現在のディープラーニング(深層学習)では難しいとされる、センサーなどから得られる大量の時系列データを自動分類でき、データ分析の精度向上につながる。

 次世代技術は富士通のAI「ジンライ」に実装する。最先端の数学であるカオス理論や位相幾何学などを活用。複雑なデータを人間の直感に近い図形としてとらえ、その図形を数値化して解析する「トポロジカルデータ解析」と呼ぶ独自技術を考案した。

 この技術とディープラーニングを組み合わせ、センサーなどIoT機器から得られた時系列データを自動で分類する技術を開発した。人間に装着したジャイロセンサーのデータ分析による行動推定では、既存手法より精度が20―25%向上した。

 富士通研は数理モデルを使った研究で実績があり、これまで半導体の歩留まり向上やエンジン制御、オフィスの電力削減、在庫の最適化などに利用してきた。4月にはAI研究センターを設置し、センター内に数理部門を置いて同分野をAI研究の中核に据えた。

 数理を含めたAI研究者は100人超に増強しており、数理とAIを一層連携させる。数理科学に基づく数理モデリングやビッグデータ(大量データ)解析、予測や最適化、シミュレーション技術などを駆使し、高性能なAIを開発する。

[2016年9月29日]

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