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8月の貿易収支、3カ月ぶり赤字-車・鉄鋼の輸出大幅減

 財務省が21日発表した8月の貿易統計(速報)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は187億円の赤字だった。赤字は3カ月ぶり。自動車や鉄鋼などを中心に輸出が11カ月連続で減少したため。世界経済の成長鈍化と、輸出に不利な円高が進んだ影響が大きい。事業費28兆円超の大型経済対策により、どこまで内需を拡大できるかが当面の焦点になる。(編集委員・神崎正樹)

 輸出は前年同月比9・6%減の5兆3164億円と大幅に減少した。地域別では、対米輸出が同14・5%減の9715億円と6カ月連続、対欧州連合(EU)が同0・7%減の5908億円と4カ月連続、対アジアが同9・4%減の2兆9272億円と12カ月連続でそれぞれ減少した。アジアのうち対中国は、同8・9%減の9689億円と6カ月連続の減少だった。

 品目別では、米国向けなどの自動車輸出が同9・4%減と停滞。また世界経済の成長が鈍化する中、中国による鉄鋼の過剰生産が影響し、日本の全世界への鉄鋼輸出が同20・4%減と大きく落ち込んだ。8月の平均為替レートは1ドル=103円24銭と同16・8%の円高で、輸出に不利な円高の進行も影響した。

 一方、輸入は原油安を主因に同17・3%減の5兆3351億円と20カ月連続の減少。原油輸入は同35・7%減、液化天然ガス(LNG)は同34・6%減と大幅に減った。

 貿易収支を地域別にみると、対米国は3624億円の黒字ながら、同21・6%減と2カ月連続の減少。対EUは825億円の赤字で、赤字は2カ月連続。対アジアは同62・6%増の2980億円の黒字だったものの、うち対中国は3432億円の赤字と54カ月連続の赤字だった。

 ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎経済調査室長は「4―6月期の国内総生産(GDP)統計では財貨・サービスの輸出が前期比1・5%減となり、外需寄与度が前期比0・3%減と4四半期ぶりのマイナスとなった。円高に伴うインバウンド(訪日外国人旅行客)需要の鈍化からサービス輸出も弱い動きが続いていることを合わせて考えると、7―9月期も外需が成長率の押し下げ要因となる可能性が高いと言えるだろう」と分析する。

[2016年9月23日]

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