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広がる大学と中堅・中小連携(65)名古屋工大・今仙技術研究所-無動力の歩行支援機

 今までにない格好いい歩行支援機を―。今仙技術研究所(岐阜県各務原市、山田博社長、058・379・2727)と名古屋工業大学電気・機械工学専攻の佐野明人教授は、共同開発した無動力の歩行支援機「アクシブ」の技術を核に、さまざまな場面で活用できる歩行支援機の実用化に取り組む。発売当初の片脚用だけでなく、両脚用や取り外しを簡易化したタイプなど製品群を増やす。装着を忘れて自分が歩くように感じる軽やかな使い心地を目指し、"引き算の設計"を追求した。

 佐野教授は、モーターなどを使わずに二足歩行できる受動歩行ロボットの研究者。実用化を考えていた時、面識のあった同社と「世の中に新しい価値を提供したい」という思いで一致、モーターなどを使わない無動力という新しい分野での福祉機器開発が始まった。

 同社は1971年から電動車いすや義足などの福祉機器を製造・販売する老舗企業。アクシブは軽やかさを追求するため、材料や加工方法を試行錯誤で開発した。必要最低限の機構のみを残す"引き算の設計"を意識し、試作品第1号では片脚1・5キログラムだった重さも、現在では550グラムに抑えた。佐野教授は「これ以上のパートナーはいない」と振り返る。

 現在は全国に約300の代理店を持ち、アクシブ専門アドバイザーは3000人を超える。これまでは、脳梗塞(こうそく)による片側まひ患者や高齢者向けに販売してきたが、歩行を補助する目的においては全ての人が対象。今後はアクシブの技術を核にして、重い荷物を運ぶ重労働者向け製品の投入も視野に入れる。

[2016年9月16日]

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