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国交省、11月から歩行者向けナビゲーションシステムを実証-駅・空港4カ所で実施

 国土交通省は訪日外国人や障がい者などが、駅や空港でスムーズに移動できるように、スマートフォンを利用した歩行者向けナビゲーションシステムの実証実験を11月から実施する。2020年の東京五輪・パラリンピックを前に、空港からターミナル駅を経て、競技場へ向かう動線を考慮し、東京駅、新宿駅、成田空港、日産スタジアム(横浜市港北区)の4カ所で実施する。

 国土交通省は外国人や障がい者が複雑な構造の駅などを、屋内・屋外にかかわらず位置測位できる技術を活用し、スムーズに移動できるシステムの開発を目指す。

 実証実験は国交省が対象エリアの電子地図を作製し、位置などを確認できるビーコンを設置するなど、測位環境を整備して実施する。国交省が開発したアプリケーション(応用ソフト)「ジャパンスマートナビ」を公開し、ダウンロードすれば誰でも自由に使えるようにする。

 アプリを作成する情報通信会社などに測位環境や電子地図を提供し、複数のアプリを公開。期間は3―4カ月間の予定で、屋内の測位技術やナビの機能などを検証する。

 国交省は現在、18年に準天頂衛星が4機体制となり、高精度測位が可能となることなどを見越し、「高精度測位社会プロジェクト」を進めている。

 2―3月には初めてジャパンスマートナビを公開し、東京駅で1カ月間の期間限定で実証実験を実施した。11月からは実際の動線を考慮して対象エリアを広げ、情報通信事業者などと連携してアプリを複数公開する。東京五輪での人の流動化を視野に入れ、外国人や障がい者が複雑な構造の建物を出入りしても、ナビができるシステムの開発つなげる。

[2016年9月14日]

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