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広がる大学と中堅・中小連携(64)工学院大・石川金属機工-高濃度オゾン水殺菌洗浄器

 大企業の早期退職組の再出発は多様だ。石川金属機工(埼玉県川口市)の高濃度オゾン水殺菌洗浄器「Ishikin(いしきん)」は、JXグループの研究者仲間3人が、別の道を選びつつ連携する中で完成した。

 石川金属機工の納屋一成チーフエンジニアは当初、JXを退社して独立。商社とオゾン水開発システムの企業を設立した。2006年に、JXから東京大学に転身していた工学院大学先進工学部の岡田文雄教授と共同研究を始めた。

 水の電気分解で作るオゾン水は除菌、殺菌効果を示す。納屋氏らは、オゾンの溶解性を高めるため金属の電極をメッシュ状にし、電極をクリーンに保つためセパレーターを置いて機能を高めた。しかし、商社が撤退したことで「ブレークスルーを見いだした直後に、最大の危機が訪れた」(納屋氏)という。

 JX出身の石川金属機工の井手久之チーフエンジニアは、この状況を年賀状で知って連絡を取った。その後、納屋氏は同社に入社。同時期の13年度に工学院大へ移った岡田教授と共同研究を再開した。大学で高濃度や効率を高める仕組みを研究し、同社で製品を完成させた。

 井手氏は「特許と人材をあわせて受け入れることで、中小企業でも実用化できると判断した」と強調する。岡田教授も「工学院大での研究室立ち上げ時の共同研究費は助かった」と振り返る。新製品は3人の絆によって世に送りだされた。

[2016年9月 9日]

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