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経産省、新バイオ産業の振興戦略策定へ-高機能物質を生産

 経済産業省は、微生物や動植物に繊維や医薬品材料など高機能物質を生産させる新たなバイオ産業の振興戦略を策定する。生物の機能をデザインし、正確に発現させて細胞から有益な物質を大量に取り出す姿を「スマートセルインダストリー」と名付け、産業として成立、発展するか整理する。30日に開く産業構造審議会(経産相の諮問機関)バイオ小委員会で議論を開始。7、8月をめどに中間整理をまとめ、振興戦略の一部を2017年度予算の概算要求に盛り込む方針だ。

 経産省がバイオ産業の概念定義から始めた本格的な産業戦略を策定するのは、ここ10年程度なかった。10―15年程度の期間で産業像を設定し、今後の政策展開の基礎認識とする。「スマートセルインダストリー」は、技術的にはまず、遺伝子などに対し、ITやAI(人工知能)を活用して生物の特定の機能をデザイン。さらに全遺伝情報(ゲノム)編集や代謝制御により、その機能が発現するよう制御。生物が化学合成では作れない高機能物質を大量に作れるようにする姿と定義した。

 すでに製薬企業による抗体医薬品(バイオ医薬品)やスパイバー(山形県鶴岡市)が製品化した高機能な人工合成クモ糸は、生物細胞を活用している。

 戦略では、生物による生産が新たな生産方式として成立すると、既存の方式に比べてどんな点に強みと弱みがあるか、どのような産業や製品の領域で活用されるかを予測。その上で日本の産業界として注力する点や競争力を引き出すために必要な方策をまとめる。

 生物による高機能品の世界市場は、アミノ酸や抗生物質、酵素を中心に13年に約2兆5000億円に達している。

[2016年3月30日]

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