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島根大、使用済みリチウムイオン電池からリチウムを効率回収する技術開発

 島根大学大学院総合理工学研究科の笹井亮准教授と太平洋セメントは、使用済みのリチウムイオン電池から効率的にリチウムを回収するリサイクル技術を開発した。リチウム電池を一旦数百度まで加熱し、この残渣(ざんさ)から収率80%でリチウムを回収する。純度は90%以上。レアメタル(希少金属)など有用な物質を含む製品が集まる場所を鉱山に見立てた“都市鉱山”の実現にも寄与しそうだ。5年をめどに事業化を目指す。

 リチウムイオン電池を加熱し、電極と活物質を分離した残渣からリチウムを回収する。高純度水の中で残渣を200度Cで24時間加熱すると、正極の活物質からリチウムイオンが溶け出す。水だけで回収できるためコストを抑えられる。

 リチウムイオンによって溶液が強塩基性になるため、重金属は不溶体になる。不純物のリンはカルシウムを加えることでリン酸カルシウムとして沈殿する。リチウムイオン溶液を分離して、炭酸リチウムとして回収する。残った固形物はセメントの原料としてリサイクルする。

 ハイブリッド車などの普及・更新に伴って今後、リチウムイオン電池の廃棄量の増加が見込まれる。研究グループはセメント設備を使ったコバルトなどの回収法の開発を手がけている。リチウムも対象に加えることでリサイクル事業の採算性が向上するとみている。14日から東京都新宿区で開かれる日本セラミックス協会2016年年会で発表する。

[2016年3月 4日]

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