本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > ニュースを見る > 中小企業ニュース

中小企業ニュース


主要ニュース

G20あす開幕-原油安・中国減速・米利上げ焦点

 主要20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議(G20)が26、27の両日、中国・上海で開かれる。年初来の世界的な金融市場の混乱に対し、参加各国がどこまで政策協調できるかが焦点だ。議題は原油安、中国経済の減速懸念、米国の利上げ問題など。過剰設備に悩む中国は構造改革の推進、米国は新興国などに配慮した慎重な金融政策、先進国は財政出動を含む景気対策などが議論される見通し。ただ産油国の生産調整の行方が不透明で、G20後も懸念材料が残る。

 麻生太郎財務相は今回のG20について「中国の過剰設備・過剰信用などの構造問題、米国の利上げに関する市場とのコミュニケーション、原油安に伴う世界経済の影響などについて議論を行いたい」と語っている。

【“火種”解消へ】

 原油価格の暴落と中国経済の減速懸念を“発火点”に、年明けから世界の金融市場が混乱。日米欧など先進国の経済は堅調ながら、市場の混乱が実体経済に波及する懸念がある。G20はこの“火種”解消策を議論する。

 議長国の中国は自国経済への懸念を払しょくするのに躍起で、どこまで中国問題に深入りできるか不透明だが、会議では輸出・投資主導から消費主導への構造改革の推進や財政出動による景気対策などが求められそうだ。

【米政策に注目】

 米国は16年に4回と想定する利上げ問題が焦点。利上げでドル資金の流出が加速しかねない新興国は、3月とも指摘される米国の追加利上げを見送ってほしいのが本音。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長も10日の米議会で慎重姿勢を示し、市場でも「16年中に利上げは実施されない」との見方も少なくない。米国がG20で金融政策の今後の方針をどこまで示唆するかに注目が集まる。

 日本は堅調な経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)の現状を説明しつつ、消費・投資拡大を狙ったマイナス金利政策や景気対策を盛り込んだ15年度補正予算、年度内成立を予定する16年度本予算などで景気を下支える姿勢を示す見通しだ。

 ただ年初来の円高がどこまで是正されるかは不透明で、米国は輸出減につながるドルの独歩高を避けたい意向。中国による人民元安誘導や新興国による“通貨安競争”をけん制するほか、米国の利上げ先送りは市場にとって円買い圧力となる。

【原油読めず】

 他方、日欧がマイナス金利を導入するなど金融政策に手詰まり感もあり、世界経済の先行き不安に財政出動で対応する選択肢が議論される可能性もある。日本は16年度予算成立後に状況次第で同年度補正予算を編成する可能性が浮上している。

 ただ肝心の原油価格の先行きが読めない。サウジアラビアやイランなど原油の供給サイドの生産調整が進まなければ、需要側の政策協調だけでは市場は安定化しない。世界経済の今後を占う議論がG20から産油国に移る。

[2016年2月25日]

経営に役立つ旬のテーマを特集しています。 J-Net21「特集


前の記事へ次の記事へ

Copyright (C) THE NIKKAN KOGYO SHIMBUN,LTD.日刊工業新聞社がネットワーク上で提供するコンテンツの著作権は、原則として、日刊工業新聞社に帰属します。新聞の著作権と同等です。従いまして、著作権者の承諾なしに、無断で転用することはできません。


このページの先頭へ