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大学編

NO.245
4.2 環境対応技術
研究者名 上島 孝之
所属 福井大学 工学部 工学研究科 生物応用化学科 教授
研究テーマ 酵素法による環境汚染物質分解・除去技術の開発
概要 (文献5)

酵素法による環境汚染物質分解・除去技術の開発

本研究は微生物酵素を用いて環境ホルモンであるビスフェノールAおよびノニルフェノールの分解・除去技術を確立することを目的とし、研究の目的必要性は以下の通りである。

1)ビスフェノールAは主としてポリカーボネート樹脂などの合成材料として使われており、ビスフェノールAの年間製造量は世界中で約170万トン、国内で約35万トンにも達している。ここで問題となるのは、樹脂を合成した後の未反応ビスフェノールAが工場廃液として排出されることである。またノニルフェノールは洗浄剤あるいは分散剤として繊維、製紙などの広い分野で利用されており、年間約2万トンが国内で生産されている。ノニルフェノールも未処理のまま排出されているのが実情である。


2)ビスフェノールAおよびノニルフェノールはともに、環境ホルモンとしてリストアップされている。ビスフェノールAはエストロゲン様作用を示し、生殖機能を異常化する。一方、ノニルフェノールは免疫機能に変化を与える。人間や野生動物の生命を脅かしている環境ホルモンに対して、早急な対策を講じることが社会的に求められている。


3)酵素法によるビスフェノールA、ノニルフェノールの分解・除去技術の確立と実用化研究は初めてである。反応メカニズムはほとんど解明されていない。この様な背景の下に、本研究は微生物酵素ラッカーゼを用いてビスフェノールA、ノニルフェノールの最適分解条件、分解経路を検討する。また酵素を固定化し、バイオリアクターによる連続分解反応システムを確立する。さらにホルモンレセプターアッセイを開発して、酵素反応生成物が内分泌攪乱作用を消失していることを確認する。





キーワード 環境ホルモン、ラッカーゼ、ビスフェノールA、内分泌攪乱物質、ホルモンレセプターアッセイ