メニューページへ
はじめに
調査の目的
事業概要
研究開発調査事業委員会委員名簿
調査実施スケジュール
データベース
研究テーマの分類
大学編
引用文献
大学編・研究テーマ別索引
大学編・研究者名50音順索引
大学別50音順索引
大学編・検索(PDFファイル)
公設研究機関・試験場編
公設研究機関一覧
公設研究機関別索引
公設研究機関・研究テーマ別索引
公設研究機関編・検索(PDFファイル)
公設試験場一覧
公設試験場別索引
公設試験場編・研究テーマ別索引
公設試験場編・検索(PDFファイル)
検索の手順

大学編

NO.235
3.2 工業的応用 3.2.4 土木資材
研究者名 嘉門 雅史
所属 京都大学 大学院地球環境学堂 地球親和技術学廊 教授
研究テーマ ジオシンセティックによる補強と排水、遮水
概要 (文献)

1.ジオテキスタイル製水平排水材の地盤補強効果

摩擦補強特性と排水特性を同時に考慮したジオテキスタイル水平排水材を敷設した補強盛土について、実規模盛土に基づいてその補強効果を評価した。すなわち、ジオテキスタイル水平排水材の引抜き試験を行って得られる摩擦補強特性と、通水試験から得られる排水特性双方を考慮に入れた盛土の安定性に関する数値解析を実施し、これを現実の盛土の設計に取り入れることを試みた。結果として、ジオテキスタイル製水平排水材を粘性土の補強に適用したところ極めて良好な補強効果が確認され、実設計へ適用を可能とした。一方、軟弱粘性土を用いた盛土の排水効果による安定性は、間隙水圧の消散に関する水平排水材の所要性能の仮定によって大きく左右されることから、今後より合理的な排水性の評価方法の確立が求められる。


2.廃棄物処分場用一体型複合遮水シートの開発

あらかじめ製作した二重構造の遮水シート間に中間保護層として可とう性が大きくかつ遮水性能の高い高分子材料を注入し、三層の遮水構造とする一体型複合遮水シート工法を考案し、この工法の海上および陸上の廃棄物処分場への適用性、中間保護層に要求される性能および基本特性、施工性等について検討した。この一体型複合遮水シート工法は中間保護層(二液常温硬化型ポリブタジエン系ポリウレタンエラストマー)を持つ三層構造であり、三層同時に同一箇所で破損が発生する確率がきわめて小さい。すなわち、フェイルセーフという観点から遮水システムとして周到かつ優れた機能を有しているので、モニタリングによる維持管理が不要であり、ライフサイクルコストの大幅な低減が期待される。さらに、このような完全遮水性能を厚さ4cmまでという極薄層で得られることから、最終処分場の受け入れ廃棄物容量の確保に大きく貢献しうるものである。


共同研究実績

  1. 廃棄物の地盤工学的有効利用とその環境影響評価手法の開発
  2. 廃棄物最終処分場における環境リスクの低減に関する研究

共同研究希望テーマ

遮水ライナーとしてのジオシンセティックの開発


キーワード 地盤工学, 環境地盤工学