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大学編

NO.228
3.2 工業的応用 3.2.1 一般工業用
研究者名 兼子 正生
所属 日本工業大学 工学部 機械工学科 教授
研究テーマ 金属繊維の製造とその応用に関する研究
概要 (文献10)

1.金属繊維の製造とその応用に関する研究,材料分析に関する研究

本研究室では主として機能材料に関する研究を行っている.機能材料とは材料の持っている機械的,熱的,電気的特性等をそのまま利用するのではなく,これに更に新しい機能を追加し,全く新しい特性を持つ材料とするものである.主な研究としては,複合材料用繊維基材としての,金属繊維の新しい製造技術の開発研究を行っている.この方法は金属薄板を切削して繊維とする技術で,多くの特徴,利点を持ち,コイル材切削法として新しい金属繊維製造技術として注目されている.この方法で得られる銅,黄銅繊維はディスクブレーキパッドの混入繊維として,また,ステンレス銅繊維は自動車用マフラーの消音材として用いられている.さらに,チタン繊維を始め,多くの材種の繊維が製造可能であることから,これらの繊維を用いた繊維多孔質焼結体の研究も行っている.繊維多孔質焼結体は水,空気関連フィルターとして,また,各種電池の電極材の他,ディーゼル排気ガス浄化フィルター等としても用いられる.その他,機能材料に関する多方面の応用研究を行っている.


2. コイル材切削繊維で作成した不織布のフィルター特性(文献2-2)

兼子,全,須崎(日本工業大学)

近年,各種産業用機械の進歩に伴い,より精密なろ過精度が要求されるようになってきた.現在,一般用途のフィルターには,高分子多孔質体,セラミックス多孔質体,金属粉末焼結体,金属繊維多孔質焼結体などが用いられている.中でも金属繊維多孔質焼結体は導電性,熱伝導性,可撓性等に優れ,気孔や空孔率を任意に制御可能である特徴をもっている.コイル材切削繊維を用いた低コストの金属繊維多孔質焼結体は高温・高圧ガス等のろ過フィルターとして注目されている.しかし,コイル材切削法による金属繊維を用いた金属繊維多孔質焼結体のフィルター特性についての研究はこれまでほとんど行われていなかった.本研究はコイル材切削繊維を用いて製造したステンレス鋼繊維多孔質焼結体がどの程度の最大孔径及び圧力損失を示すのかを測定し,金属繊維多孔質焼結体のフィルター特性を明らかにすることを目的とした.


キーワード 金属材料