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大学編

NO.200
2.6 消費科学
研究者名 鳥海 浩一郎
所属 信州大学 繊維学部 繊維システム工学科 繊維開発工学 教授
研究テーマ 繰り返し変形による織物の力学特性の変化
概要(文献3)

1.繰り返し変形による織物の力学特性の変化

着用中に生じる,視覚特性や風合いなどの経年変化をあらかじめ予測することによって,長期間にわたって消費者をあきさせない被服向けの素材開発の指針となる。ブロードクロスなどシャツ地の繰返し変形による基本力学量変化と視覚特性変化を測定することを目的とした。

この研究を行うために,種々の方向へ繰り返し伸張を行える試験装置を試作した。織上がり加工済みのブロードクロス地の経,緯,経方向から45度の方向への30000回の繰り返し伸張試験を行い、織物に力学的疲労を与えた。この結果得られた織物の表面特性をスキャナーによりデジタル画像データとして取り込み,視覚的特性の評価を行うため,画像のスペクトル解析を行った。繰り返し伸張は一定伸びで行い,布のたわみを防ぐためあらかじめバイアス荷重を与えた。繰り返し伸張時の応力は,はじめ急激に減少し,その後は非常に緩やかな変化しか示さなかった。繰り返し変形試験によって,シャツ地は伸張方向に伸び,それに直角方向に収縮するが,同時に織物の糸密度や組織の均斉度を示すスペクトルピークはたて糸方向の変形では減少したが,よこ糸方向の疲労では増加した。使用時のシャツ地は変形と同時に洗濯による,変形も受けるので,伸張変形だけの変形では実際とは必ずしも一致しない。たて糸方向から45度傾斜したバイアス方向へ繰り返し伸張による疲労では,スペクトルピークが源織物では一個なのに対し,疲労後は2本にピークに分裂するものがあった。これはよこ糸密度が小さい試料で見られるもので,たて糸間隔は均斉化するがよこ糸間隔は不均斉になる結果と対応している。糸密度の大きい資料ではこのような結果は起きず,織物の設計法が疲労後の表面形状に大きな影響を与えることが示された。


2.紡績糸織物の画像解析による地合評価

3.製織時のオンラインモニタリングシステム

4.織物地合いの画像処理による評価に関する研究

5.織物欠点の自動的検出に関する研究

6.可とう性に富む複合材料の力学特性の解析


キーワード 繊維工学