メニューページへ
はじめに
調査の目的
事業概要
研究開発調査事業委員会委員名簿
調査実施スケジュール
データベース
研究テーマの分類
大学編
引用文献
大学編・研究テーマ別索引
大学編・研究者名50音順索引
大学別50音順索引
大学編・検索(PDFファイル)
公設研究機関・試験場編
公設研究機関一覧
公設研究機関別索引
公設研究機関・研究テーマ別索引
公設研究機関編・検索(PDFファイル)
公設試験場一覧
公設試験場別索引
公設試験場編・研究テーマ別索引
公設試験場編・検索(PDFファイル)
検索の手順

大学編

NO.196
2.6 消費科学
研究者名 上條 正義
所属 信州大学 繊維学部 感性工学科 感覚分子生理学 助教授
研究テーマ 感性計測による着心地評価手法の開発
概要(文献3)

感性計測による着心地評価手法の開発

ヒトは風合い評価時,布から様々な情報を得ている.例えば,粗さといっても,圧縮や曲げ,冷温特性を検知しながら粗さに対して評価をしており,複数の情報の統合処理によって風合いは判断されている.本研究では,ヒトの触感覚を反映させた手触り評価装置をつくることを目的とする.センサは3軸方向の力が測定できる静電容量型力覚センサを使用し,この装置の開発に向けてまずムートンの物理特性を測定する装置の開発を行う.ムートンのような毛皮の風合いを評価する測定装置はなく,本計測システムが毛皮の風合い評価に有用であることを検証する。

センサを直交軸マニピュレータに搭載し,触診動作をさせたときのセンサに加わる力を測定する。今回使用した試料は毛の長さが35o,毛の太さが異なるムートン3種類を用いて,毛の太さの違いが圧縮特性に及ぼす影響を調べた(図1)。圧縮試験によって図2に示すような圧力曲線が得られた。また圧縮特性を表す指標として圧縮の線形性(LT),圧縮エネルギ(WC),圧縮レジリエンス(RC)を求めた。

3軸力覚センサを用いて毛皮の圧縮試験を行い,毛の太さの違いによる圧縮特性を比較することができた。今後はセンサに取り付ける接触子を工夫し,毛皮の表面特性などを測定できるようにする.また,人の手触り感の主観評価と本センサで測定した各特性値との相関を調べ,人の触感覚、触診動作を反映させた手触り評価装置の開発を目指す。


図1 圧縮試験/図2 圧縮曲線/表1 圧縮の特性値

キーワード 感性計測