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大学編

NO.193
2.6 消費科学
研究者名 西松 豊典
所属 信州大学 繊維学部 繊維システム工学科 システム制御工学 教授
研究テーマ 快適性評価システムの開発
概要(文献3)

1.着衣快適性評価システムの開発

本研究では,背広服の着心地に大きな影響を及ぼす肩部の動作拘束性を官能検査,衣服圧測定,筋電図により定量的に評価する手法を検討した。試料は,脇幅および鎌深が異なる4種類の背広服,「動きやすい」試料として袖なしの背広服,標準背広服(BELLUMORE92A5)の6種類を試料として用いた。

@着心地官能査…背広服を着用して前方挙上運動を行ったあと,シェッフェの一対比較法(中屋の変法)により5種類の形容語「窮屈感」・「圧迫感」・「ツッパリ感」・「動作拘束感」・「着心地」について官能検査を行った。

A衣服圧測定…前方挙上運動を行っているときに,上腕部・腕付け根前部・腕付け根後部・肩甲部の衣服圧をエアーパック(φ20)で測定した。測定姿勢は,腕を@前方90°A前方180°に挙上し静止した姿勢である。

B筋電図測定…背広服を着用して前方挙上運動を行っているときの主導筋となる三角筋前部・三角筋中部・大胸筋・僧帽筋の筋活動量を測定した。


2.心身反応による着心地の計測と評価に関する研究

衣服の着心地は衣服内気候,衣服圧,肌触りの3要素からなる.衣服内気候は衣服と肌との微小空間における温度,湿度,気流からなり,温度と湿度の状態により快適感覚は大きく変動する。温度と湿度の状態と快・不快感覚を簡潔に関連付けた指標として気象の分野では不快指数が用いられている.しかしながら衣服内環境における着衣温熱快適性を示す評価指標は開発されておらず,作成が望まれている。本研究は,温度や湿度を段階的に変化させた環境における心理,'生理反応の計測より,着衣温熱快適性評価指標の開発を目的とする。


3.快適なヒューマンシート及びシート座り心地評価システムの開発

本研究では表皮布に注目し,表皮布の力学的特性より「手触り感」と「座り心地」を定量化する手法を提案し,その有効性について検討した。

@官能検査:被験者は20代男性15名,50代男性20名が9種類の表皮布の「手触り感」,表皮布だけが異なるシートの「座り心地」(一対比較法)を評価した。評価形容語は,自動車のデザインコンセプトより作成した高次の感性を表現するイメージ形容語,表皮布の力学的特性を表す形容語を物理形容語として用いた。

A表皮布の力学的特性の測定:引張圧縮試験機を用いて,表皮布の圧縮特性と表面特性,サーモラボHを用いて熱特性を測定した。


キーワード 感覚計測工学, 繊維製品評価法, 人間工学, 画像解析工学