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大学編

NO.180
2.3 機能加工 2.3.2 その他の加工
研究者名 西井 良典
所属 信州大学 繊維学部 素材開発化学科 物質変換化学 助手
研究テーマ 生理活性繊維を目指した光学活性有機化合物の合成
概要(文献1)

生理活性繊維を目指した光学活性有機化合物の合成

現在市販されている防虫繊維・抗菌繊維の活性持続性は十分に長くはなく、既存の殺虫剤や抗ウィルス剤と同等の生理活性に至っていない。そこで長期持続性あるいは半永久的な生理活性作用(防虫作用・抗ウィルス作用など)を有する繊維の開発を目的とし、従来の活性を上回る生物活性化合物(モノマー)を目指す。また、モノマーをオリゴマー・ポリマーへ拡張し、高分子の防虫・抗菌・抗ウィルス活性を有する分子構築を目指す。それぞれモノマーのリード化合物は天然有機化合物をモデルに選定する。また、従来にない全く革新的な有機合成反応(合成戦略)を開発し、他の方法では合成できない軸不斉化合物を合成することを目的とする。基礎的、学術的に高水準な成果を目指す。

  1. 1) 全く革新的な有機合成反応を見いだした。
  2. 2) 1)の反応を基軸として、抗HIV活性、抗ウィルス活性、抗腫瘍活性、抗菌活性など広範囲の生理活性を有する4種類のリグナン天然物の合成を達成した。
  3. 3) さらに、未だに全合成されていない軸不斉リグナン天然物の合成を行ない、側鎖変換を残した基本骨格の構築までは達成している。これら合成途上で、基礎的にも学術的にも高水準と考えられる転位反応の発見につながった。この新規反応を応用し、現在、生理活性を有する軸不斉リグナンの世界で初めての全合成を行っている。

キーワード 有機化学