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大学編

NO.171
2.2 染色 2.2.1 染色
研究者名 田村 和弘
所属 金沢大学 工学部 物質化学工学科 教授
研究テーマ 超臨界流体を用いた無水染色法の開発
概要(文献10)

1.超臨界二酸化炭素による合成繊維への新規染色法の開発

従来の水染色に比べ,環境に優しい超臨界CO2を利用した超臨界CO2中での各種染料の溶解度およびポリエステル,ポリプロピレン等の化学繊維への染色法(染色度合い,機構)について調べ明らかにする。また,染着率を向上させるためのエントレナー(補助溶媒)の選定や操作条件を探し,新規プロセス開発を目指す。


2.超臨界二酸化炭素を利用したPETペレットからのオリゴマー抽出と高機能化

ペットボトルの原材料であるPETペレット中に含まれるオリゴマーを除去することで,ペットボトルの高強度化,オリゴマーの飲物への溶出を防止し,安全性および風味の向上を目指している。その抽出法の一手段として超臨界CO2を用いた新しい利用法と実用化への可能性について検討する。


3.超臨界二酸化炭素中におけるフィルム・ポリマー内での分散染料の拡散

超臨界流体を用いた合成繊維の染色では、分散染料の溶解度とともに分散染料が合成繊維内でどのような物質移動をするか、明らかにすることが重要になる。各種分散染料とポリマーの組み合わせによる拡散係数を測定し、データに基づいた相関モデルを開発することを目的としている。


4.超臨界急速膨張法による有機ナノ微粒子の創製

薬品分野では、サブミクロン以下の有機ナノ微粒子には化学的・物理的な機能性を持つとされている。例えば、難溶解性の薬物の溶解性の改善には、薬物結晶の粒子径を小さくし、表面積を増大すれば、体内吸収性が向上する。このような背景から、超臨界流体場を利用した微粒子の新規創製法として、超臨界流体の高拡散性を利用し、さらに系を均一相、不均一相に迅速に変化させることにより微粒子製造の開発を目的とする。


5.超臨界二酸化炭素を利用した土壌中からの難溶解物質の抽出と除去

汚染した土壌中の難溶解性物質(ビフェニル等の環境ホルモン様物質)を,無害で安全なCO2を用いて超臨界状態で除去,無害化する上で必要な抽出法の開発に関する研究。難溶解物質の超臨界CO2中での溶解度や抽出および物質移動について解明する。



キーワード 「超臨界流体染色」、「超臨界二酸化炭素」、「溶解度」、「染着」、「拡散・物質移動」