メニューページへ
はじめに
調査の目的
事業概要
研究開発調査事業委員会委員名簿
調査実施スケジュール
データベース
研究テーマの分類
大学編
引用文献
大学編・研究テーマ別索引
大学編・研究者名50音順索引
大学別50音順索引
大学編・検索(PDFファイル)
公設研究機関・試験場編
公設研究機関一覧
公設研究機関別索引
公設研究機関・研究テーマ別索引
公設研究機関編・検索(PDFファイル)
公設試験場一覧
公設試験場別索引
公設試験場編・研究テーマ別索引
公設試験場編・検索(PDFファイル)
検索の手順

大学編

NO.156
1.2 繊維製造 1.2.5 紡績
研究者名 長谷川 栄祐 /岡村 政明
所属 岐阜大学 工学部 機械システム工学科
研究テーマ ギル機に関する研究
概要(文献2-1)

ギル機に関する研究

ギル機は硫毛糸紡績で用いられる主要機械である。装置の基本機構には長い歴史の間にも大きな変遷はなく、その最適紡出条件についても技術的に確立されていると思われる。しかし、技術確立の過程における初期の段階と現在では紡出条件を検討設定するための事情与件が異なっており、紡出条件という基本事項についても再検討あるいは再確認しておく必要があると考えられる。ギル機のフォーラ針底間隔の検討結果より、針底間隔が大きく篠斑U%に影響することが判明している。また、フォーラ部のギルピン間のスペース(ギルピンクリヤランスと呼ぶことにする)に繊維を通過させ繊維の制御を行うが、ギルピンクリヤランスにおける繊維密度が篠斑U%に大きく影響し、現状のギル機における紡出条件においてのギルピンクリヤランス繊維密度0.191cm3程度よりはかなり大きいギルピンクリヤランス繊維密度0.3〜0.491cm3あたりに最適値:があることが判明した。

今回はギルピンクリヤランス繊維密度の最適値あたりにおける実用試験および糸品質への影響についての調査検討結果を報告する。

ギル機のフォーラ針底間隔という紡出条件をギルピンクリヤランス繊維密度の観点より最適値に設定することにより、ギル機の篠斑U%の大幅減にともない精紡工程の糸品質における強力伸度の大幅増となることを報告した。今後、精紡工程糸品質におけるスラブ太糸ネップ等の糸欠陥発生への影響についての調査検討も必要であり、あわせて前紡前工程ギル機における篠斑U%減が糸品質における強力伸度増となる繊維工学紡績工学上のメカニズムの解明が必要である。

図1 通常フォーラ・図2 改造フォーラ
キーワード ギル機