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大学編

NO.132
1.2 繊維製造 1.2.1 ナノファイバー
研究者名 山下 義裕
所属 滋賀県立大学 工学部 講師
研究テーマ ナノファイバー
概要(文献10)

1. ナノファイバー

従来、ミクロファイバーまでは実現可能であったがナノファイバーへの実現は難しいものがあった。しかし近年ではエレクトロスピニング法を用いることでほとんどの合成高分子、天然高分子、タンパク、DNAをナノフィアバー化することが可能になった。これらのナノファイバーはES細胞培地、人工血管、人工臓器への利用の道を開いた。またこれらのナノファイバーを規則正しく並べることにより、発光プレート、電子ペーパーなどへの利用が検討されている。ウイルス除去用高性能フィルター、2次電池用セパレーター、燃料電池用電極とセパレーター、カーボンナノファイバーの製造など新しい展開も広がりつつある。滋賀県立大学は日本におけるエレクトロスピニング法によるナノファイバーの中心的役割を果たすことを目指している。

2. CAEによるゴム材料の超弾性解析

近年のFEMに代表されるシミュレーション技術の発展に伴いこれまでの線形条件だけではなく、非線形、粘弾性、超弾性の解析が求められるようになってきた。滋賀県立大学はこの超弾性解析に不可欠な高性能二軸引張試験器を有しており、これを用いて多くのゴム材の超弾性解析に必要なデータを内外に提供してきたことは国際的に高い評価を受けている。また我々は天然素材の籾殻炭やカーボンナノチューブやナノファイバーをゴム材料の補強剤に利用する研究も進めている。

3. 感性材料

人間に優しい材料とはなにかを追求することは材料の基礎研究や開発にとって重要なテーマである。滋賀県立大学は全自動布材料風合い測定器(KES-AUTO)や単繊維ねじり測定装置を始めとしてさまざまな風合い、力学測定が可能な設備を有している。これまでに紳士服地、婦人服地の風合い評価がなされてきた。現在は自動車用シート表皮材、耐熱肌着、飛行船や宇宙エアバック素材に用いられる高強度繊維の特性解析などを進めている。

キーワード エレクトロスピニング、感性材料