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公設試験場編

機関名
グループ名
(29-2) 徳島県立工業技術センター 生活科学課
研究テーマ
(分類)
天然藍染色布と合成藍染色布の色
(2 テキスタイル 2.2 染色 2.2.1 染色)
研究者名 川人 美洋子
概要

伝統的な天然藍で染色した布の色は、工業的な合成藍で染色した布の色より上質だと言われている。しかしながら、主観的ではなく客観的に上質であるかどうか、また、どのように上質なのか、さらに何故上質になるのか、科学的なアプローチはほとんどない。そこで、まず、天然藍染色布の「色」を彩度という尺度で合成藍との違いを検討した。また、天然藍染の代表的技法に「絞り染」があるが、その特徴である「絞り染」の際に生じる「滲み」についても、合成藍との差を検討した。さらに藍染の「味」でもある肯定的な「色むら」についても天然藍と合成藍の違いを検討した。その結果、天然藍の「色」が合成藍の「色」と異なり、その優位性が客観的に評価された。また、それらの色の特性が生じる理由について、染料に含まれる色素、染色工程中の染料の会合、染料拡散等から考察した。その結果、天然藍の染料会合が大きく、染料拡散が遅く、還元力が弱いことから、色の差が生じていると推察された。

キーワード 天然藍、合成藍、色、彩度、滲み、色むら