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公設試験場編

機関名
グループ名
(25-1) 岡山県工業技術センター
研究テーマ
(分類)
摩擦堅牢度を向上させるインジゴ染色技術
(2 テキスタイル 2.2 染色 2.2.1 染色)
研究者名 國藤 勝士、前田 進悟
概要

インジゴ染色製品は摩擦によって色移りしやすい欠点があり、従来は色移り防止剤(摩擦堅牢度向上剤等)を染色後に適用する方法が試みられてきた。しかしながら、薬剤付与による風合い変化は避けられない課題であった。本研究で、黄色インジゴ(ロイコインジゴ)が染着した状態で繊維を乾燥させることにより、得られるインジゴ染色製品の摩擦堅牢度を向上させる技術を開発した(図1)。摩擦堅牢度は未処理品と比較して乾燥2級、湿潤半球向上することが確認された。

開発技術によって得られた染色布の表面にはインジゴの結晶がほとんど存在しないことがわかった(図2)。乾燥処理を施すことで繊維内におけるインジゴの移動が抑制され、繊維表面へのインジゴ析出が抑えられたと考えられる。繊維表面のインジゴ量が減少したことが摩擦堅牢度向上の要因の一つと推察される。

従来技術 開発技術
従来技術 開発技術
図2 繊維の電子顕微鏡観察結果(2万倍)

開発技術を用いることにより、インジゴ染色製品(ジーンズや藍染め製品)の品質向上がはかれるとともに、インナーウェア等、肌触りや色移りに敏感な商品への展開も可能になると考えられる。

キーワード 摩擦堅牢度、インジゴ